最終更新: 2009/08/07 17:49

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押尾 学容疑者麻薬取締法違反事件 「知人から立ち去るように促された」と新供述

麻薬取締法違反の疑いで逮捕された押尾 学容疑者(31)の矛盾する新たな供述が明らかになった。これまで、押尾容疑者は「怖くなって立ち去った」という趣旨の供述をしていたが、「知人から立ち去るように促された」と新たな供述をしていることがわかった。
6日、押尾 学容疑者が出入りする部屋で変死していた女性の告別式が営まれた。
式場には、入りきれないくらいの参列者が集まり、その早すぎる死を悼んだ。
同級生は、「信じられない、ただ信じられないだけでした」、「もう一度、あの子の声が聞きたいです」、「(押尾容疑者に言いたいことは?)ちょっとわかりません」などと話した。
女性が死亡したとみられる午後6時から通報までの3時間、一緒にいたとされる押尾容疑者は、どのような行動をとったのか。
押尾容疑者は「『とにかくそこから出た方がいい』と言われ、ヒルズの上の階の別の部屋に行った」と供述している。
押尾容疑者は、「エクスタシー」とも呼ばれる合成麻薬MDMAを使用した疑いで逮捕された。
一緒にいたホステスの女性が死亡した際、「怖くなって逃げた」と供述していた押尾容疑者が、さらに、その詳細を「怖くなって、知人やマネジャーらに電話をした。知人から、『とにかく、そこから出た方がいい』と言われ、ヒルズの上の階の別の部屋に行った」と供述した。
女性が死亡した8月2日、押尾容疑者は女性と酒を飲んだあと、東京・港区のマンションに入っていったという。
現場となったマンションで、押尾容疑者は「女性と1錠ずつMDMAを服用し、その後、女性がもう1錠飲むと、体に異変が起きた」と供述している。
押尾容疑者の供述によると、マンションで女性に異変が起きた際、心臓マッサージをして助けようと試みたが、助からなかったという。
その後、知人との電話で、押尾容疑者は部屋を出た。
知人らに連絡をした時間は不明だが、その後、駆けつけたマネジャーが119番通報をしたのは、死亡推定時刻のおよそ3時間後だった。
すぐに通報していれば、女性の命は助かったかもしれない。
大澤孝征法律事務所の大澤孝征弁護士は「(不作為によって)保護すべきものを放置してしまったということで、遺棄罪、保護責任者遺棄罪ということになり得るというふうに考えられますね。(誰かが)指示したとすれば、それは、保護責任者遺棄罪の共犯になり得ると。教唆、ないしは、ほう助」と語った。
マネジャー側は「捜査中なので答えられない」とコメントしている。

(08/06 19:24)


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