2009年08月07日(金)
市立甲府病院、純損失は8億6890万円 昨年度決算 医師不足で赤字拡大
市立甲府病院の2008年度決算によると、総収入70億5220万円に対し、総支出は79億2110万円で、純損失は8億6890万円となった。単年度赤字は9年連続。医師不足で、収入の大半を占める入院収益が落ち込んだのが要因で、赤字幅は前年度から18・2%拡大した。 決算によると、総収入は前年度比6・7%の減。医業収益は61億7800万円で、前年度より7・6%減った。このうち、入院収益は10・0%マイナスの36億9700万円、外来収益は5・0%少ない18億9300万円だった。 一方、総支出は4・5%の減。医業費用は74億800万円で、患者数の減少に伴う薬代や材料費などの削減で4・4%減ったものの、新病院建設などに伴う減価償却費が9億7300万円に上った。 収支が悪化した要因について、同病院は「消化器内科医の退職や神経内科医の異動に伴い、入院患者を受け入れられなかったため」と分析。消化器内科を含む内科の病床利用率は25・0ポイント減の66・5%、神経内科も22・4ポイント減の69・9%にとどまった。 単年度の赤字幅が拡大するのは3年ぶり。累積赤字は59億1800万円に膨らんだ。同病院事務局は医師・看護師確保に引き続き当たる方針で、昨年度示した改革プランに基づき収支状況の改善を目指す。
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