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2009年8月5日

9回裏、2対2の同点。
2アウト1、2塁から、レフト前へクリーンヒットを打ちました。
2塁からランナーがホームに滑り込み、判定はセーフ。
アイオワカブスの一員として、初めての、サヨナラヒットです。

試合後、ボビー(監督)がむすっとしながら近づいてきて、
「見たこともないような、速い打球を打つな!あれじゃ2塁ランナーが還れないかもしれないだろ!」

どないせえっちゅーねん!

アイオワ州デモインにて 田口壮 

2009年8月4日

アイオワに戻ってきました。
移動の飛行機には、ボビー(監督)の息子、ダスティン(8歳)が一緒に搭乗。
ニューオリンズの試合からずっと、アイカブスに同行しているのです。
素直で明るい、礼儀正しい男の子で、今ではすっかり選手全員からかわいがられ、飛行機の席ではあちこちお呼びがかかったり、と、忙しい日々です。
試合中はベンチに座って選手を応援。
握りこぶしを突き上げながら、
「ファイアー!パワー!ゴオオオオオ!」と、うちの寛が叫んでいるのと同じような
なんとかジャー系「戦闘もの」の雄叫びをあげて、コーチから「静かに!」と叱られています。

いいよなあ。僕も、寛をもっとチームに関わらせてやりたい気持ちはやまやまなのですが、万が一まわりに迷惑をかけたら、と、つい二の足を踏んでしまいます。
一生に一度のチャンスかもしれないし、僕が心配するほど、まわりのアメリカ人が
気にしないのも分かっているとはいえ、一選手の身としては、「子供連れてきていい?」と
言い出すのはなかなか難しいものです。

もっとも、「ファイアー!パワー!ゴオオオオ!」が2倍のうるささになるのは勘弁なので、
ダスティンがベンチ入りしているのは寛に絶対内緒。
己の立場もわきまえずに、
「かんくんもベンチいりしたいです」と言うのは間違いありませんから。

いつか自力でベンチ入りしてもらいましょう。

アイオワ州デモインにて 田口壮 

2009年8月3日

球審の判定があまりにもバラバラ。審判にはその人なりの癖があり、「外に広くストライクを取る」「低目を取る」などの規則性があるのですが、それすらない。今日の主審は、ただひたすらに、気まぐれに、ストライクゾーンを変化させるのです。

2つ目の三振後、もう耐えかねた僕は、
「いいかげんにせえよ!バッラバラやないか!」とついに文句を言って、最後は「COME ON!」と捨て台詞まで残してしまいました。
まずめったに怒らない僕が怒鳴ったものだから、相手はびっくりして、
「・・・・・・・・・・はい・・・・・・・・・」

勝った。退場にもならんかった。でも、2三振は消えません。
ブルペンからその様子を見ていた投手たちは、
「ついにソウ退場か?ってわくわくしてたのに!」と、ちょっぴり残念そう。
「もうひとつ何かしたら退場だったのに!」
いや、初退場は、引退試合で、と決めているのです。

ルイジアナ州ニューオリンズにて 田口壮 

田口選手宛のファンレターはこちらまで letter@taguchiso.com

 

 
   

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