【ニューヨーク小倉孝保】衆院選を前に民主党は5日、ニューヨークで在外投票の呼びかけを行った。同党の藤田幸久参院議員が、日系レストランや書店が並ぶ通りで、在留邦人に党のマニフェストを書いたパンフレットを手渡した。
パンフレットを手にした日本人の中には、「投票には行くつもりでしたが、選挙区でも投票できるとは知りませんでした」といった反応が多かった。
在外投票は、衆院選では今回初めて比例代表だけでなく選挙区への投票もできるようになった。94年4月末までに日本を出国した場合は本籍地の選挙区、同5月1日以降に出国した場合は最後の住所地の選挙区に投票する。
ニューヨークでの在外投票期間は19~23日。近隣の領事館で行われた分と一緒に、領事館員が投票用紙を日本に持ち帰る。
毎日新聞 2009年8月7日 10時26分(最終更新 8月7日 12時45分)