2009年 08月 06日
更新の負担を減らすために、8月7日以降の、この事故に関する新規記事の作成、更新情報の追記は、Sub Eight のみにて行います。 8月7日 追記 __________________________________________________ 記事目次 Sub Eight 版 北海道大雪山系 トムラウシ山 大量遭難を考える。 ・・・すべての情報をひとつの記事に集約してあります。 甲武相山の旅版 ・・・15の個別記事に分かれます(8月02日現在)。 北海道大雪山系 トムラウシ山 大量遭難を考える。 その1 その2(参照記事①) その3(参照記事②) 追補 追補2 追補3 追捕4 追補5 追補6 追補7 追補8 追補9 追補10 追補11 追補12 ___________________________________________________________ 追記情報 ※ 続報が入り、詳細な経過(特に最後までツアー客を引率したガイドの松本 仁さん(本文ではガイドCとして表示)がコマドリ沢分岐に倒れていたこと、等)がわかってきたので、記事の一部修正を行いました。 19日 AM1:30 追記 ※ 十勝毎日新聞の記事を元に作成させていただいた遭難と救助の経過を時間を追ってまとめた記事、自衛隊の報告書、個人的な考察②を補いました。19日 AM11:30 追記 ※ 2002年7月に今回の事故とほぼ同じ内容のガイド登山による遭難事故がヒサゴ沼~トムラウシ山~トムラウシ温泉を舞台に発生しております。詳細はこちらです。遭難事故 2002年7月トムラウシ山遭難事故 20日 AM01:00 追記 ※ 考察③ トムラウシ山遭難の特徴、時間の計算、現場での判断の難しさ。を補いました。20日 PM01:00 追記 ※ 考察②の文章をフェイル・セーフの概念を用い、読みやすいように一部書き直しました。20日 PM06:30 追記 ※ 考察④ ツアー主催会社社長、防寒対策の不備否定 を補いました。 20日 PM11:30 追記 ※ 考察④の感想について、内容を補い、ルートイメージのリンクを付け加えました。 21日 AM07:30 追記 ※ 考察⑤ 同時性多発性の問題~認識不足が偶然重なったのか?それとも、想定外の悪天候だったのか?21日 PM03:00 追記 ※ 考察⑥ 山の計算(状況判断のダイナミズム)、ツアー登山の現実 22日 AM09:00 追記 ※ 読売新聞18日夕刊の記事に、16日の経過が記載されているので、追加しておきます。ただ、この記事内容が、他社の記事と合致しない点を幾つか含んでいるので、全面的に信頼するのではなく両論併記のまま追加記載することにします。 22日 PM11:00 追記 ※ すなわち読売新聞18日夕刊によると以下のようである。 「5合目まで下りた午後4時前にはガイドを含む3人が動けなくなった。ガイドは携帯電話で「動けなくなった」と道警に通報。残る8人がさらに登山口を目指したが、体力の消耗が激しい登山客の歩みは遅く、隊列も崩れ、最後は散り散りになって下山したという。」 注 この5合目とは前トム平を指す。この読売の記事を読む限りでは、前トム平までは11人が揃って下ってきたように読めるが、他社の記事を読む限りではそのようには把握できない。読売新聞の記事では、8人が前トム平から下山したように読めるが、実際に自力下山できたのは5名で、ガイドC(松本 仁さん)はコマドリ沢分岐で発見され、前トム平で4名発見うち3名死亡という他社の情報もあり、読売新聞の記事をそのまま信用できない。 また、「(松本 仁ガイドが自分自身が)動けなくなった。」と連絡したというのも初耳である。 追記 毎日新聞によると以下のようである。 ■下山 「(ツアー客)10人をまとめておりてくれ」「(トムラウシ)分岐で全員を確認してくれ」。32歳ガイドは別の38歳ガイドに伝えた。38歳ガイドを先頭に客10人は下山を目指した。しかし、隊列はやがて分裂していく。「ガイドのペースが速すぎた」との証言もある。 38歳ガイドについていけた客は3人。その一人の戸田さんは心配になって戻ったが、後ろにいるはずの7人のうち、2人の姿は見当たらなかった。トムラウシ分岐付近では38歳ガイドの呼び掛けが聞こえたが、間もなく途絶えた。その後、一緒に下山していた味田久子さん(62)=名古屋市=が歩けなくなった。 最終的には38歳ガイドと客2人だけが先に進み、5合目付近の前トム平に到着。携帯電話は通じるようになり、午後3時55分に38歳ガイドが道警に救助要請。最初の体調不良者が出てから約5時間半も経過していた。 下山を目指した11人中、自力下山できたのは5人のみ。味田さんら女性3人と木村さんは途中で力尽きた。 http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090723ddm012040002000c.html 更に18日読売新聞夕刊によると以下のようである。 「一方、午後4時30分頃には、山頂近くのビバーク先から、ガイドが携帯電話メールで「7人下山できません 救助要請します」などと連絡。更に30分後には、「すみません8人です。4人ぐらいダメかもしれないです」と伝えた。日没後の午後8時過ぎには、道警が登山客らの容体を確認するため、ガイドに定時連絡するように指示したが、午後11時18分、電話に応答しなくなったという。」 注 この記事で山頂のビバーク先から携帯メールで直接連絡があったというのは、初耳である。他の記事では、松本 仁さん(ガイドC)を通じてツアー会社や警察などと連絡がなされていたように受け取れるからである。また、なぜ7人ではなく8人なのか、誰が一人増えたのか?不明である。山頂付近では携帯電話は通じないようであるが、携帯メールなら交信が出来たのであろうか?ここのところも他の情報源とは違っている。 とりあえずここでは両論併記するにとどめる。現場にいたガイドである多田学央さんの証言がいずれ真相を明かしてくれるだろう。 22日 PM11:00 追記 追記 毎日新聞によると・・ 【午後4時45分】ビバーク中の32歳ガイドからアミューズトラベルにメールが届く。「すみません。7人下山できません。救助要請します。トムラの北沼と南沼の間と北沼の2カ所です」 【午後5時15分】32歳ガイドから再びメール。「すみません8人です。4人くらいダメかもしれないです。○○さん(61歳ガイド)も危険です」 http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090723ddm012040002000c.html ※上記引用の読売新聞記事と比較照合するべく毎日新聞記事情報を追記しました。23日 AM10:00 追記 http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090723ddm012040002000c.html ※北海道大雪山系 トムラウシ山 大量遭難を考える。 考察⑦ 松本 仁ガイドの行動を考える。 を追補しました。 24日 AM12:00 追記 ※北海道大雪山系 トムラウシ山 大量遭難を考える。 考察⑧ トムラウシ山と美瑛岳、遭難初期の捜索活動の比較 を追補しました。 26日 AM12:00 追記 ※北海道大雪山系 トムラウシ山 大量遭難を考える。 考察⑩ 低体温症発生回避のためのヒサゴ沼避難小屋からのエスケープルートについて、 を追補しました。 26日 PM23:30 追記 ※北海道大雪山系 トムラウシ山 大量遭難を考える。 考察⑪ 低体温症のタイムリミットは、5~6時間、トムラウシへのこだわりと行動ペースの誤算の可能性 を追補しました。 28日 PM17:30 追記 ※北海道大雪山系 トムラウシ山 大量遭難を考える。 考察⑨ ヒサゴ沼避難小屋からトムラウシ登山口に下山するまで18時間かかることについて、トムラウシ集団遭難事故に見る「行動不能に陥る確率」について、 を追補しました。 29日 AM07:30 追記 ※北海道大雪山系 トムラウシ山 大量遭難を考える。 考察⑫ ガイディング能力への過信、気象予測の難しさ、プロガイドのプロたるゆえん・・。を追補しました。 30日 PM23:00 追記 ※北海道大雪山系 トムラウシ山 大量遭難を考える。 今回の事故について戸田新介様のご意見 と 幾つかのご回答を追補しました。 31日 PM14:00 追記 ※ 上記記事に関して、質問①~⑨7月31日公開、⑩~⑱ A①~A⑦ 8月1日公開、19~19-8 A⑧~⑱ 8月2日公開、A⑲~30 8月6日公開(一部非公開) 戸田様からいただいた追記情報(事実関係)を掲載しました。8月7日 AM08:00 追記 by segl | 2009-08-06 14:21 | Ⅶ 省察
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Ⅰ 奥秩父の山々
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