ここから本文です

女優の大原麗子さん、自宅で死亡…死後2週間以上

8月6日21時41分配信 読売新聞

女優の大原麗子さん、自宅で死亡…死後2週間以上
拡大写真
女優の大原麗子さん。1996年1月26日撮影
 女優の大原麗子さん(62)が、東京都世田谷区の自宅で亡くなっていたことが6日、わかった。

 警視庁成城署幹部によると、大原さんの弟が大原さんと連絡が取れないことから同日、同署を訪れ、午後7時頃、署員とともに、大原さんの自宅に行ったところ、2階寝室のベッドで大原さんがあおむけの状態で死亡しているのが見つかった。

 遺体の状況から、死後2週間以上が経過しているとみられ、同署では病死の可能性が高いとみている。

 目立った外傷はなく、室内に荒らされた形跡もないことから、事件に巻き込まれた可能性はないとみられ、同署で死因を詳しく調べている。

 大原さんは東京都出身。1964年、NHKの新人オーディションに合格、テレビドラマ「幸福試験」でデビューした。

 65年、東映に入社し、「孤独の賭け」で映画デビュー。「網走番外地」シリーズなど数々の作品に出演し、「男はつらいよ」では2度マドンナ役を務めた。

 テレビではNHKの大河ドラマ「勝海舟」「獅子の時代」に出演、「春日局」では主役を務めた。「すこし愛して、なが〜く愛して」のせりふが流行語になったサントリーのCMなどに出演。愛らしい表情としっとりとした風情の日本美人として、何度もテレビの「好感度タレントNo.1」になった。

 73年に俳優の渡瀬恒彦さんと結婚、78年に離婚。80年に歌手の森進一さんと再婚したが84年に離婚した。

 手足の神経がマヒして歩行などが困難になる「ギラン・バレー症候群」の治療のため、近年は芸能活動を休止しており、昨年11月、自宅で転倒して右手首を骨折した。

最終更新:8月7日1時53分

読売新聞

 

この話題に関するブログ 23件

関連トピックス

主なニュースサイトで 大原麗子 の記事を読む

この記事を読んでいる人はこんな記事も読んでいます

ブログパーツ

エンターテインメントトピックス

主要メディア6紙の過去記事2年分を瞬時に検索。
全国紙の社説を比較する毎日新聞の企画「社説ウオッチング」。産経新聞の「社説検証」とあわせてチェック(本文有料)。