社会

浜松市の山口組芳菱会家宅捜索
(静岡県)
山口組芳菱会の幹部の男が浜松市内で大麻を密売していた男から販売収益を脅し取った疑いが持たれているが、現在逃走している。これを受けて、警察は6日午後浜松市中区にある本部事務所を家宅捜索した。6日の捜索は、午後1時45分ごろから浜松市中区萩丘の山口組芳菱会の本部事務所を警察官およそ30人態勢で行われた。事件は、芳菱会幹部の男が組員の男と共謀して浜松市内で大麻を密売していた男から、大麻密売のみかじめ料として大麻の販売収益の一部およそ80万円を脅し取った、恐喝と麻薬特例法違反の疑いが持たれているもの。共謀していた組員の男はことし6月に逮捕され7月有罪判決を受けたが、幹部の男は現在も逃走中で、6日の捜索はこの男の行方を追うことと組織への金の流れを解明することを目的に行われた。捜索はおよそ30分にわたって行われたが、押収物はなく男の行方もつかめなかったため、警察では今後も捜査を続けていくという。
[ 8/6 18:30 静岡第一テレビ]