6月のユーロ圏PPI、前年比で過去最大の6.6%下落
[ブリュッセル 4日 ロイター] 欧州連合(EU)統計局が4日発表した6月のユーロ圏生産者物価指数(PPI)は前月比0.3%上昇、前年比6.6%低下だった。前年比では1996年の調査開始以来最大の下落。
デフレリスク上昇を意味し、欧州中央銀行(ECB)が金融緩和政策を長期にわたって維持するとの観測を強める要因とみられている。
一方、前月比での上昇は11カ月ぶりだった。
ロイターがまとめたエコノミスト予想は前月比0.2%上昇、前年比6.6%低下となっていた。
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