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【千葉】

『死体溶かし処分』 会社社長強盗致死 容疑者が供述 山林で入れ歯発見

2009年7月31日

 千葉市若葉区のパチンコ景品卸会社社長高畑修さん(58)が五月から行方不明になっている事件で、強盗致死容疑で逮捕されたタクシー運転手吉川博司(59)と韓国籍のパチンコ機械販売業金永洙(46)の二容疑者が「(高畑さんの)死体を薬品で溶かし、山中で処分した」と供述していることが三十日、千葉東署捜査本部への取材で分かった。

 供述に基づき、捜査本部が同市緑区の山林を捜索した結果、高畑さんの入れ歯の一部を二十九日に発見した。

 捜査本部によると、二人は薬品を百リットル購入。山林で大型の容器に高畑さんの遺体を入れ、薬品をかけ十日間ほどかけて溶かした後、山中に捨てた、と供述しているという。

 当初、二人は「死体を千葉市の都川に捨てた」と供述していたが、数日前に供述を翻したという。

 二人は五月一日夜、千葉市若葉区の駐車場などで高畑さんの顔や腹を殴り死なせた上、現金数十万円をバッグごと奪ったとして逮捕されていた。

 

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