

ブログネタ:
現代に生き返って欲しい人は? 参加中
8月を迎えた頃になると恨み言を続けるかのように戦争の話が流れてきます。64歳以上の方は戦争体験者。さの祖父母も例に漏れません。
去年の夏休みに沖縄へ1週間、ダイビングに行った時の話。現地の方に観光で連れて行ってもらった場所で特にキツかった場所‥というのがありまして。
沖縄へ行った方は誰でも立ち寄るであろう場所、‘ひめゆりの塔’がそれですた。
ひめゆりの塔に入る前に献花用の花売り小屋があります。そこで花を買い、中へ入るわけですが、これが本当にキツい。
入り口から数m歩くと防空豪というか、彼女達が隠れていた洞窟があり、その前の碑に献花できるようになっています。花をあげ、お邪魔します、と心の中で呟きながら建物内へ進んでいきます。
順路に沿って中を進んでいくにつる、亡くなった方には申し訳ないのだけれど、重苦しい雰囲気に具合が悪くなりますた。
展示場には亡くなった方の顔写真や家族に宛てた手紙、着物や術具等の遺品が壁伝いにぎっしりと並べられ、一つ、また一つと見る毎に押し潰されるような感覚と、非難の視線(;´Д⊂)ヤメテー
その部屋には、今ではお婆ちゃんになってしまった学徒の生き残りの方々が訪れる人に語って聞かせているスペースがあり、その周りは人集り。聞くにも声が遠くて難しく、遠巻きに眺めていた時にまたまた悪寒が走りその場にいられなくなりますたorz
刺すような視線に囲まれ、敵意剥き出しの雰囲気に本気で震えますた。『何しに来たの?』って威嚇してくるんだからこれは無理

呼吸のリズムおかしくなってたし。
唯一の救いは同行者のオジサマが視える人で、祓える位にやたら強い人だった事‥。そのオジサマに助けを求めるように傍に駆け寄り、シャツの裾を掴んで放さなかったのは誰でもないビビリのさですたw
この場所は辛すぎる、細かくなんか見れませんお(||゚Д゚)ヒィィィィ
つー事で早々に退散、土産売場へ逃げ込み和やかにお土産物色‥でも、なぜにひめゆりの塔の隣に土産やがあるのか、大人の事情というものは滅茶苦茶なのねと一人納得がいかないさですた。
車中のお供にミミガーを買い、駐車場へ戻る際、またしても固まるさ。自販機の隣にはてんこ盛の浄めの塩がorz
色んな事がダメすぎて、具合の悪さもMAXになり、車の中で小さくなっていたら‥『次は沖縄で一番ヤバい洞窟でも行ってみる?』‥本気で無理だから勘弁して下さいNO MORE WAR はよく解りましたからッ。ひきつりながらご辞退申し上げた時にオジサマの一言がさを叩きのめしますた。
『3人、連れて帰ってきちゃったかなー

』
沖縄1泊目からとんでもない1日ですたorz
自宅にお持ち帰りしたオジサマは何事か言い聞かせて帰りを促したそうですが、居心地が良かったのか数日は周りをうろちょろとしていたそうです(;^ω^)
ひめゆりの塔から遠去かり、具合も良くなってきた頃、とにかく気をしっかり持ち、自分は大丈夫だと言い聞かせる事を教わりますた。感化されやすいのも考えものって事なのねwww
お題を見た時に思い出したのが沖縄のひめゆりの塔に行った時の事だったので、あの中には恨み辛みを残しながら亡くなった人もいるだろうから‥。
そんな学徒や巻き添いになった戦死者が生き返ったら‥現状は変わってるのかなー‥なんてつらつらと考えてしまったのですた。
念てものは孫子の代まで永遠に続くものらしいけど、本当に怖いのは亡くなった人じゃなくて目の前にいる生きてる人間。