| 自民、民主のマニフェストが出そろい、テレビや大新聞が「どっちがいいか?」とやっているが、有権者はダマされたらダメだ。今度の選挙の争点は、子ども手当がどうの、財源はどうするといった問題じゃない。ポイントはひとつ、政権交代か、どうかだ。「財源」や「公約」など自民党政権が過去60年間、すべていい加減にやってきたこと。それを何を今さら、ここにきて民主党のマニフェストのアラ探しに精出すのか。自民党に勝ち目がないとわかって、財源論を中心とした政策論争にスリ替えようとしているのだ。そういう謀略に乗せられて、自民党に投票したら、有権者は民主主義を永遠に失うことになろう。「一度、民主党にやらせてみよう」という意志にこそ重要な意味がある。 |