 |
2009年8月5日(水) 19:10 |
|
 |
発掘調査進む「鬼ノ城」で新発見
発掘調査の進む総社市の古代の山城「鬼ノ城」で新たな発見です。 鉄を加工して出来たと見られる鉄のクズが見つかりました。
鬼ノ城は岡山県古代吉備文化財センターが2006年から城内部の発掘調査を行っています。 鉄さいと呼ばれる鉄を炉で熱し鍛える時にでる鉄クズの塊が見つかったのは、城の南東部にあたる尾根の上です。 鬼ノ城では、10年前の調査で鍛冶を行なう時に使うフイゴの先が見つかっていて、吉備文化財センターではこの近くに鍛冶の工房があったのではないかとみています。吉備文化財センターでは、この後の発掘調査で鉄を鍛えた炉の跡を見つけたいと話しています。 鬼ノ城の謎が内部調査で次第に明らかになります。
|
|