波の中、澤田敦士(右)にSTOを敢行する小川直也=神奈川・茅ケ崎の海岸
「IGF」(9日、有明コロシアム)
小川直也(41)が5日、次期衆院選の立候補が取りざたされている師匠のアントニオ猪木(66)について「やった方がいい」と、出馬を勧めた。
この日、地元の神奈川県茅ケ崎市で練習を行った小川は「本当は猪木さん、(衆院選に)出たいんだよ。みこしを担ぐ人を探してるんだよ」と、師の心情を分析。「(猪木が尽力している)サンゴの保護や環境問題とかがあまり(世間に)響かないから」とし、再び国政に打って出るべきと力説した。
一部で自身の出馬も取りざたされたが「(政党は)会社みたいなもの。そういう世界は好きじゃない。サラリーマンもイヤでやめたくらいだから」と否定。「猪木さんは出馬する、オレは応援する、でいいんじゃない?」と話した。
小川は9日・有明コロシアム大会でジョシュ・バーネットと組んで高山善廣、ボブ・サップ組と激突する。この日は弟子の澤田敦士とともに海岸で特訓。闘魂棒を使って澤田をしごき、STOを放ち、走り込んだ。「プロレスの良さをわかってもらうため、もう一踏ん張りする」と、本業でのハッスルを誓っていた。