県内ニュース
イブニング・シックス
犯罪情報を女子大生にメールで配信(08月05日)
県警察本部は女子大生を対象に防犯情報をメールで送信する取り組みをきょうから始めました。この取り組みは今年に入って若い世代が被害に遭う性犯罪や振り込め詐欺などの犯罪が増えていることから警察と郡山女子大学が協力して始めたものです。きょうは午前10時に県警察本部から犯罪の発生状況や被害にあわないための対策が書かれた初めてのメールが送信されました。郡山女子大学では学生全員にノートパソコンを貸し出していて、きょうは大学と短大のすべての学生と教職員などおよそ1千500人にメールが送信されました。警察では今後、他の学校に対してもメールの配信を検討していくという事です。
聖光の甲子園初戦・相手はPL(08月05日)
夏の高校野球・全国大会の組み合わせ抽選会がきょう大阪市で開かれ県代表の聖光学院は大会6日目の今月13日に大阪代表・PL学園と対戦することが決まりました。大阪市で開かれた組み合わせ抽選会には全国の代表49校のキャプテンと監督が出席しました。抽選の結果、3年連続6回目の甲子園出場を決めた聖光学院は大会6日目の今月13日第1試合で大阪代表のPL学園との対戦が決まりました。PL学園は、5年ぶり17回目の出場。今年のチームは185校が出場した大阪地区予選でホームラン12本を放つなど破壊力のある打線が特徴です。去年ベスト8入りを果たした聖光学院ナインは今後、最終調整に入り、悲願の全国制覇目指してまずは初戦突破を目指します。
富岡地区製材協同組合で着服(08月05日)
富岡地区製材協同組合の43歳の元・女性職員が組合の資金およそ3千400万円を横領していたことがわかりました。横領していたのは富岡町にある富岡地区製材協同組合に勤務していた43歳の元・女性職員です。組合によりますと、この元職員はおととしの2月からことし5月の間に組合の資金、およそ3千400万円を横領していたということです。元職員は「金はパチンコや化粧品の購入に使った」と話していて、先月までにおよそ840万円を返済したということです。組合では先月10日付けでこの元職員をすでに懲戒解雇としていて今月10日に開く理事会で刑事告訴するかどうかを決めることにしています。
医大学生が新型インフル感染で集団感染疑い(08月05日)
福島市の福島県立医大の男子学生2人が新型インフルエンザに感染したことが分かり、県では、集団感染の疑いがあるとして大学に対策を求めました。県によりますと県立医大では先月27日から今月1日まで京都で行われた学会に参加した学生と教員あわせて8人のうち、男子学生2人に発熱の症状がありました。簡易検査の結果二人ともA型陽性だったことからさらにひとりについて詳しい検査を行ったところ新型インフルエンザへの感染が確認されました。2人の症状は安定していて、現在、自宅で療養しているということです。また学会に参加したそのほかの6人は症状がみられず、自宅で待機しています。県では集団感染の疑いがあることから大学に対して拡大防止の対策をとるよう要請しました。
社会科教師を対象に裁判員制度の学習会(08月04日)
社会科の先生が裁判員裁判について学ぶ学習会が福島地方裁判所で行われました。この学習会は、学校教育の現場で司法制度を取り上げる際の参考にしてもらおうと裁判所が4年前から開いているもので福島市内の中学校と高校の社会科教師あわせて11人が参加しました。裁判員による新しい裁判制度がスタートした今年は、実際に裁判員裁判で使用される法廷の見学が行われました。案内した裁判所の職員は、裁判員6人が座るために正面の席が改修されたことや一般の人にも分かりやすい審理をするために大型のモニターが設置されたことを説明しました。参加した教師たちは、制度の導入で変わった法廷の中を興味深そうに見て回っていました。
梅雨明け遅れて…いわき市の海水浴場は閑散(08月04日)
この時期、最もにぎわいを見せるはずの海水浴場は、梅雨明けが遅れている影響で閑散としています。いわき市の薄磯海水浴場は、きょうもどんよりとした雲が広がり、人影はまばらです。日差しのない砂浜は、肌寒さを感じるほどで波打ち際では服をきたまま海に入る人の姿も多く見られました。いわき市の調査によりますと先月15日の海開きからきのうまでにこの薄磯海水浴場を訪れた人は、4万4千人で去年の同じ時期に比べるとおよそ7万5千人も減りました。去年の4割にも届いていないことになります。海の家を営業する人は、「売り上げが0円という日も何日かあった。早く梅雨明けしてほしい」と話していました。稼ぎ時は、お盆までと言われる海水浴場。関係者は、やきもきしながら梅雨明けを待っています。
プルサーマル計画 今月中に国が現状説明(08月04日)
県は、プルサーマル計画を含めた原子力政策の現状を把握するため今月末に国の担当者を招いて、説明を聞くことになりました。県では、平成13年にエネルギー政策検討会を設け、国の原子力政策について検討を重ねていましたが、平成14年に東京電力のトラブル隠しが明らかになったのをきっかけに議論を中断していました。しかし、地元の町や県議会から再開を求める声が上がたことから先月、議論を再び始めました。きょうの政策担当者を集めた会議では、はじめに平成14年の時点で出した「中間とりまとめ」の内容を確認しました。「とりまとめ」では、核燃料を再利用する国の計画について進め方や必要性に疑問を投げかけていて、「一旦、立ち止まって検討すべきだ」と提言しています。会議では、このとりまとめからすでに7年が経過していることからまずは計画の現状を把握した上で検討を進めることになり、今月末に開く2回目の会合に、経済産業省の担当者を招いて現在の状況について詳しい説明を聞くことを決めました。
日照不足続く…郡山で農産物への対策を検討(08月04日)
梅雨明けが遅れている県内では、農作物への影響が心配されています。先月の日照時間が平年の3分の2ほどしかなかった郡山市では、きょう、農作物への対策を話し合う会議が開かれました。郡山市の先月の日照時間は、およそ96時間で平年の138時間のおよそ7割にとどまりました。また、降水量は平年の1・5倍を記録していて不順な天候が農作物にもたらす影響が心配されています。このため、市内ではきょう、県や市、それにJAの担当者が出席して対策会議が開かれました。はじめに行われた報告によると最も影響が心配される水稲では、すでに各地で「葉いもち病」が発生しているということです。今後は、収穫量に影響する「穂いもち病」への移行を防ぐことが重要で関係機関では、農家向けの広報誌を通して注意を呼びかけることにしています。
大麻草栽培の疑い カナダ人塾講師を逮捕(08月04日)
大熊町の山林で大麻草を栽培していた、カナダ国籍の塾講師の男が逮捕されました。大麻取締法違反の疑いで逮捕されたのは茨城県北茨城市に住むカナダ国籍の英語塾講師、マッシュー・ヒューマン容疑者25歳です。ヒューマン容疑者はことし2月ごろから茨城県の自宅で大麻草を栽培したほか乾燥大麻およそ11グラムを所持していた疑いが持たれています。ヒューマン容疑者は自宅の鉢植えで育てた大麻草を大熊町の山林に移して栽培していたと見られ、現場に姿を現したところを捜査中の警察官に発見され、逮捕されました。ヒューマン容疑者は取り調べに対して「自分で吸うために栽培していた」と話し、容疑を認めているということです。