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     2007.08.19    淵の森公有化の件で草の根会派に物申す 

 
「淵の森」隣接地問題に異議あり!

市民全体の意見は確認したのか?市民の意思はどこに?有名人が動けば、何でもとびつくのか


東村山市民新聞ホームページより


まず、この挑発的タイトルに苦言を呈します。

渡部市長が市民全体の意見を確認しているはずはないし、「有名人」が動いたから、

公有化を宣言したわけでもないのは、草の根会派の議員も理解しているはずです。

「言いたいことだけ言わせていただく」という姿勢が見え隠れしています。残念なことです。

東村山市民新聞は的を射ていることも言っています。

確かに日本は法治国家であり、所有林の売却や保全は、

関連する法や条例に即して行われるべきであり、

前段の開発規制に関する実行性の甘さなどの諸問題は、草の根会派のいう通りであると思います。

また、東村山市の財政は厳しく、このような市民の実益にならない案件より、

(学童クラブの補修など)市民が要望していることに対し公金の支出を優先させるべきである、

という主張には、私も異論はありません。



しかし、です。そもそも発想の出発点が間違っていると私は考えます。市民の意思はどこに、

と問いかけていますが、

市民の意思は「なんとか淵の森を保全して欲しい」

と考えていると言ってよいのです。


私はディズニー出身であり、エンターテイメントの品質の良し悪しを見分ける目は、

一般の人より確かなものを持っていると自負しています。その私が断言しますが、

宮崎アニメはディズニーアニメより数段上をいっています。

それは「何か」と聞かれれば私はこのように答えます。

それは「情熱」です。

「もののけ姫はこうして生まれた」というビデオ(全3巻)があります。

これを見た時まさに「日本人はすごい」と思いました。

日本のディズニー・テーマパークも安全管理やおもてなしの面では、

本家アメリカを超えているという高い評価を受けています。勤勉で情熱的な日本人は、

エンターテイメントの世界でも「すごい」のです。

この日本のエンターテイメント界のトップが宮崎駿監督であると私は考えていますし、

多くの日本人も同様に思っていることは疑いのない事実でしょう。

話を戻しますが、一言でいえば宮崎監督は東村山市民にとっても「宝」なのです。

みんなトトロが大好きであり、宮崎監督が大好きなのです。

市民の意思は日本の「宝」宮崎監督を助けたい、そう考えているのです。

草の根会派の議員は残念ながら近視眼的思考です。そのことが分かっていません。

「木を見て森を見ず」と言ってもよいでしょう。




さて、この問題の入り口論は「淵の森の保全」ですが、

本質論は「八国山を含む狭山丘陵全体の自然の保護」であり、

最終出口は「持続可能な森林や緑地への再生」です。

東村山市民新聞ではナショナルトラストも取り上げていますが、

宮崎監督は明らかに「淵の森の保全」と

「狭山丘陵のナショナルトラスト」とを分けて考えていると思います。

私の過去の淵の森に関する記事をご覧ください。

東村山市民新聞はこう結んでいます。

「七国山」という地元をもじった名称を勝手に使った罪滅ぼしに、

宮崎氏が「トトロの森」関係を中心としたキャラクターの使用を

地元東村山市に承諾すべきであることを強く求める。


決して「知的財産の創造と保護」そのものを否定しているのではないのでしょうが、

冒頭の挑発的な表題同様、全く建設的ではない表現であり、

攻撃一方のこの姿勢では東村山市民の共感は得られない、私はそう断言いたします。



最後に、この淵の森問題への市民としての対応ですが、市長にだけ「何かをさせる」のではなく、

市民も知恵を出す、議員も超党派で市長を支援していくという姿勢が望まれる、私はそう考えます。

草の根会派の議員へのお願いです。この問題は確かに「異例」な問題ですが、

震災時の対応同様に「尋常ではない事態」にいかにうまく対応できるかが、

議会を含めた「市政の力」であるのです。

他の会派の議員にも言えることですが、

この問題に関しては、

会派間の「市民のためにならない過去の軋轢(あつれき)」を乗り越えた議論を

行って欲しい、そう願って止みません。


              






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(管理人 kodomotachinomirai )