長男(10)とともに連絡が途絶えている酒井法子“失跡騒動”に、わずかながら手がかりが出てきた。
東京から直線距離で120キロ以上離れた山梨県・身延山。ふもとには富士川が流れ、山腹には日蓮宗総本山の久遠寺があり参拝客も多いが、森林が広がる静かな山里だ。この付近に酒井の“足跡”があった。4日夜に酒井の携帯電話の微弱な電波が確認されたのだ。
酒井の携帯電話は、夫で自称プロサーファーの高相祐一容疑者(41)が3日未明に渋谷署に現行犯逮捕されて以後、電源が切れたままだった。だが警視庁の調べでは、4日夜に電源が1度だけ入ったのを確認、その発信地が身延山付近だった。
その後は電波は再び途絶えたままだ。電源が切られたのか、電波の圏外地域にいるのかは分かっていない。
なぜ山梨に−。酒井は福岡市出身だが、既にデビューしていた1989年5月、実父の酒井三根城(みねき)さんが山梨県大月市内の中央道で交通事故死した。当時、三根城さんは身延山からは約30キロ北に離れた同県竜王町(現・甲斐市)に住んでおり、酒井も時折訪れていた。現在も親せきが住んでいるという。
【続きを読む】