まずケツカキ仕様にする理由。
多分大抵の人が
「ケツカキにすればカウンターが当てやすくなる為」と答えるでしょう。
俺的にもそう思いますし。
実際単純にそう思ってました
実際等速のドリパケでカウンター走行出来る方もいらっしゃるようですし。
これは緻密な操作のなせる技。
じゃ答えは何なのさ?ってなりますよね。
俺的解釈では
"前後の回転差を付ける事によりリアがフロントを
追い越して巻き込もうとするので
カウンターが当てやすい。」コレだと思います。
一見すると意味不明な文章に思えるでしょう。
でもケツカキ仕様でカウンター走行が出来る人には
「なるほど」と理解出来るんじゃないでしょうか。
俺的解釈を解りやすく説明すると・・・
まずケツカキ仕様ってのは前後のタイヤに回転差がありますよね?
例えば前後比150%の場合だと
フロントタイヤが1回転する間にリアタイヤは1.5回転します。
通常のドリフト走行時はこの1:1.5の比率になりますが、
スロットルを徐々に抜いていくとどうでしょう。
当然ながらタイヤの回転数は落ちていきますが、
前後比が違うので常にリアはフロントよりも前に進もうとします。
極端ににいうと、フロントのみロックさせて、リアのみ全開にした場合
クルクル回転しますよね?
その効果をアクセルワークで調整してやる事で
逆ハンにしてもコーナー滑らしていく事ができます。
ちなみにフロントタイヤが0回転ならリアタイヤも0回転です。
この状態を使ってのドリフト走行が「カウンターを当てやすい」状況です。
ケツカキ仕様のシャーシはコーナーのクリップポイントを過ぎても
カウンターステアを維持しながら立ち上がっていく事が可能ですが、
これはこの理論を上手く使っての事です。
では何故カウンターステアが当たるのか?
理由はドリフト中のシャーシが持つ慣性力を利用し、
ステアを切った方向にフロントタイヤを「転がして逃がす」からです。
これは簡単に言うと実車のドリフトとはまったく別の原理。
ラジドリの4WDの場合では
「フロントタイヤはグリップしてしまうとその方向に走っていってしまいます。」それをアクセルを緩める事でワンウェイ効果を利用し
駆動を抜きながらフロントタイヤを転がしてあげる事で
駆動を逃がせれるのです。
カウンター走行のセッティングのひとつに
「アッカーマンのゼロ化」を良く聞くと思います。
これは最大陀角の時にフロントタイヤの転がりを良くする為の事です。
またフロントデフにワンウェイがよく使われるのも転がりが良くなるからです。
ボールデフでもスルスルにしておけば、
ワンウェイに近い効果が得られます。
以上を基にカウンター走行時の操作方法を簡単に言うと
"スロットルを少しずつ抜いて
フロントタイヤをワンウェイ効果で転がして行く事で
リアが追い越しカウンターステアを当てられる"
と考えても良いと思います。
少し乱暴な言い方ですが、
この位ハッキリさせた方がイメージしやすいと思います。
カウンター走行をする方が皆口を揃えたかのように
プロポのTH-EXPOをマイナス方向にセッティングするのは、
フロントが転がリ始めるエリアが低速域に成る為
スロットルワークに余裕が出来る為です。
私はTH-EXPOを+10〜-10にセットしています。
TH-EXPOを変更すると操作性が良くなります。
理由を詳しく説明するのは、
大変なので省略しますが、
まだ変更していない方は一度お試しを。
ミドルクラス以上のプロポでは設定出来ると思います。
今まで手探りでカウンター走行にチャレンジしてた方は、
この事を念頭に練習してみてください。
今回書いた事はあくまで基本的な操作方法についてですので、
カウンター走行に適したセッティングも重要ですが、
セッティングについては
基本「弱アンダーセッティング」にしてください。
俺自身も迷走中なもんで言及しませんが参考になれば幸いです。
【2009/08/06 03:05】
URL | こもチック #qNXjQhIg [
編集]
トラックバックURL
→http://ketukaki.blog46.fc2.com/tb.php/29-82d55731
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
タイヤについての情報を紹介しています。今話題になっているタイヤの関連の情報も紹介しています。このタイヤの情報があなたにとってお役に立てることができればうれしく思います。タイヤの最新情報は・・・さぁ〜波に乗っていきましょう!今話題のトレンド情報やニュース... 今話題のニュース【2009/08/05 20:40】