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ショーでジャンプを披露するカマイルカのラッキー（下）＝東京都港区のエプソン品川アクアスタジアムで２００６年７月１６日、丸山博写す
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　品川プリンスホテル（東京都港区高輪）は４日、ホテル内にある水族館「エプソン品川アクアスタジアム」で「跳べないイルカ」として親しまれたオスのカマイルカ「ラッキーくん」が２日、胃の病気で死んだと発表した。

　スタジアムによると、ラッキーくんの推定生存年数は１７～１８年。９９年に群れの４頭と共に日本近海で漁業用網にかかり、横浜市内の水族館に運ばれた。その後スタジアムで４年間飼育したが、他のイルカより怖がりで運動が不得意だったため、懸命に高く跳ぼうとする姿が共感を集めた。

　スタジアムは３１日まで、来場者に思いをつづってもらう「ラッキー思い出コーナー」をイルカプールに設ける。【工藤哲】