準大手ゼネコン「西松建設」を巡る事件で、政治資金規正法違反などに問われた元社長、国沢幹雄被告(70)に対する東京地裁判決(7月17日)について、検察、被告側双方とも期限の31日までに控訴せず、禁固1年4月、執行猶予3年の有罪判決が確定した。
判決によると、国沢被告は06年、ダミー2団体名義で民主党の小沢一郎前代表の関連団体に計500万円を献金したほか、自民党二階派(代表・二階俊博経済産業相)の政治団体「新しい波」のパーティー券を計340万円分購入するなどした。【安高晋】
毎日新聞 2009年8月1日 1時49分