辛口にっき　A diary like a hot sauce

MANGA SOURCEの作品『羅生門』、『HACHIKO』がどちらも
日本App Storeのダウンロードランキングに入りました！
ランキングは100までしか表示されない。
数千本あるだろう電子書籍カテゴリの中で、上位にあがってきているということです。
おっしゃあああ！

HACHIKO 96位！


羅生門 54位！


TOP10のアプリはかなりいい場所に表示され、広告効果が非常に高いので、
ガンガン上位狙っていきますよ！

今後定期的に配信してゆく他のマンガ、
さらにさらに面白いものばかりなので、
今後もご期待ください！

そして、明日（日付は今日か）の日経産業新聞にホットソースが紹介されるらしいです！

超追い風のホットソース！

これからの課題は、海外対策。
コンテンツは日を追うごとにいいものがガンガンあがっていくはず。
なので、海外への効果的なPRに今月の残り、全力を注ぎます！

今後三ヵ月の目標
・米App Storeでランキング10入り
・グローバルなヒット作を出す
・ビューア側の機能強化

ここでのヒット作の定義は、「一本の作品が平均の10倍売れること」としておきます。
がんばります！


追記・このブログを書いた直後、『羅生門』が50位になってました。ランキングはかなりリアルタイムに更新されているんですね。すごい。

実は、2日ほど前から当社のレーベル"MANGA SOURCE"の作品販売が開始しておりました。
ただアップしただけの状態を効果測定するため、2日間だけご報告が遅れましたことをお許しください。
新しくプレスリリースを発表いたします。
今後は積極的にPRしていきたいと思っております。

皆様、今後ともよろしくお願いいたします。


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2009年07月15日
株式会社ホットソース

"MANGA SOURCE"、7月12日より配信スタート！
全世界にオリジナルコミックスを販売する"MANGA SOURCE"
2作品の販売開始から2日、海外からもすでに反響が

株式会社ホットソース(所在地：東京都渋谷区、設立：2009年2月20日、代表取締役：野口卓也)は2009年7月12日より"MANGA SOURCE"の作品配信をスタートいたしました。
販売開始からまだ2日間ですが、国内のみならず海外ユーザーからも多数の反響があり、好調なスタートとなりました。

【作品ラインナップ(7月12日時点)】
『羅生門』
　原作：芥川龍之介
　作画：Ryu-ra
『HACHIKO』
　作者：hao
　制作協力：(株)サクラキューブ http://sakuracube.jp/

【"MANGA SOURCE"とは】
"MANGA SOURCE"は世界初のiPhone専門出版社です。
iPhone/iPod touchの画面サイズに合わせて作画したマンガを、単行本を読む感覚で楽しむことができます。従来の電子書籍サービスと違い、無理な縮小のかかっていないコンテンツですので、ストレスのない読書が可能です。
また、"MANGA SOURCE"レーベルの作品はすべて英訳され、iPhone本体を振ることで日本語／英語を切り替えることができます。
7月から10月までは文学作品のコミカライズ"Bungaku"シリーズを軸とし、11月からは完全オリジナルのマンガ作品を多数iPhoneを通して世界中へ配信してゆきます。
また、他メディア作品の独占コミカライズや大物漫画家の起用など、大型の企画も進行中です。
販売価格は一律350円(税込)。ページ数は100ページ前後。
翻訳協力：(株)高橋翻訳事務所 http://www.takahashi-office.jp/

【配信開始の遅れについて】
6月12日付のプレスリリースにて「7月1日より販売開始」と発表いたしましたが、販売店となるApp Storeの審査期間が当初の予測よりも長引いたため、販売が遅くなりましたことを心よりお詫び申し上げます。
今月配信予定の『走れメロス』『瓶詰地獄』『APiTS』も7月中に販売できるよう尽力しております。
8月配信分からは審査期間を長めに計算し、制作スケジュールを前倒しにすることで対応いたします。

【会社概要】
会社名　： 株式会社ホットソース
設立　　： 2009年2月20日
代表者　： 代表取締役　野口 卓也
住所　　： 東京都渋谷区桜丘町21-12-A-101
TEL　　 ： 03-3770-9847
URL　　 ： http://www.hotsource.jp/
事業内容： ウェブサイトの企画、制作、運営、管理
　　　　　 デジタルコンテンツの企画、制作、販売
　　　　　 出版権、著作権、商品化権等の管理、売買、運用

MANGA SOURCE プロモーションビデオ
http://www.mangasource.jp/sousa.html

MANGA SOURCE公式サイト
http://www.mangasource.jp/

株式会社ホットソース公式サイト
http://www.hotsource.jp/

たまには参考になることを書きますよ。
僕が一番知識ある領域は、やはりマンガのことだと思う。
ので、個人的な嗜好にもとづいたおすすめマンガを紹介します。
スラダンとかが面白いのは当然なので、ちょっとだけマイナーな作品ばかり取り上げます。
このまとめ記事をきっかけにどれか読んだら連絡ください。
超議論して仲良くなってほしいです。


『魔王』
＜あらすじ＞
主人公の安藤は気づいてしまった。街を警護するグループ"グラスホッパー"リーダー犬養の魔性に。人々を支配する"魔王"となるカリスマを倒すため、「思ったことを他人に喋らせる能力」"腹話術"だけを武器に立ち向かう安藤の覚悟は、果たして。
＜コメント＞
伊坂幸太郎ファンはとっても、そうでない読者もかなり面白く読めるはず。ちょっとひねくれた極上エンターテインメント。


『惑星のさみだれ』
＜あらすじ＞
地球を破壊する"ビスケットハンマー"を止めるため、さみだれが泥人形と戦う。地球平和のためじゃない。さみだれ自らのコブシで地球を叩き割りたいから。
＜コメント＞
すばらしい。個人的ツボにウルトラストライクの作品。早く最後まで読みたい。


『Q.E.D』
＜あらすじ＞
天才少年の燈馬くんが、卓越した頭脳で色んなトリックを見破る。謎を解く。
＜コメント＞
僕はミステリ小説もめちゃくちゃ読んでいますが、これほど優れた推理モノは小説を含めてもほとんど見当たらない。すばらしい論理展開ばかり。理系を自認する人は読んだら楽しいと思います。


『シガテラ』
＜あらすじ＞
思春期の男の子たちが性欲をムンムンさせながら葛藤する。谷腋がとても恐ろしい男。
＜コメント＞
さえない学生生活を過ごした人は、これを読むとコンプレックスを刺激されます。中学生・高校生のときの感情が鮮やかに蘇る。同じ古谷実の『稲中』が合わなかった人は逆に読むべき。古谷実がマンガの天才だと認めざるを得ない作品です。


『喧嘩商売』
＜あらすじ＞
最強の格闘技は何か!?　性欲満開の佐藤十兵衛がいろんな格闘家をボッコボコにする。ときどきやられる。
＜コメント＞
ギャグもシリアスも超一級品のマンガ。くだらないマンガが好きな人はど真ん中だと思います。読んでてとっても気持ちいい。


『谷仮面』
＜あらすじ＞
なぜかいつも仮面をつけている谷くんは、島リホコさんが大好き。
＜コメント＞
『ハチワンダイバー』『エアマスター』の作者のデビュー作。
僕が唯一好きな純愛モノ。最後の、ピーチ姫よろしくさらわれてしまった島さんを救いにいく谷くんがカッコよすぎる。他の登場人物の事情や伏線をすべて吹っ飛ばす谷くんの愛。泣いた。めっちゃ涙流した。


『月光条例』
＜あらすじ＞
何十年かに一度、青い月の光がおとぎ話の世界を狂わせる。月光という少年が狂ったおとぎ話の登場人物を粛清していく。
＜コメント＞
僕は声を大にして言いたい！
これはマンガに携わるすべての人が読むべき作品です！
それは、本作が面白いからじゃない。面白いかは、正直まだビミョウ。
『うしおととら』で、もんのすごい評価を受け、売上を誇った藤田和日郎が、これだけ実験的な作品を描くモチベーションを持っているという点で、本当に、語り尽くせないほどすばらしい作品だと思います。
だって、ヒロインの名前が『演劇部』ですよ？
コマ割りも、ストーリテリングも、構図も、セリフも、すべて超前衛的。
アイデアが出尽くしたと言われるマンガ業界で、これほど貪欲に挑戦する作品は本当にすごい。やばい。
いま、マンガ表現の新境地を切り開こうとしている、その行為が目の前で繰り広げられている心地。
鉢かづき姫が、あんな異形なのに、とってもかわいい。
かわいい。