2009-06-24 18:50:37

ハッピー日記

テーマ:ブログ
なんか、最新の3つくらいの記事を読み返してみたら、
恐ろしく暗い語りになっていたので反省してます。

辛口にっきだから辛口に書きたいんだけど、なんか性悪なやつっぽく見えてイヤですね。
今日は明るいことを書きますよ!

漫画家の気持ちになろう! と思い、
うちのスタッフの似顔絵を描きました!


↓土屋
辛口にっき A diary like a hot sauce
なんかちょっと違う……


↓井野口
辛口にっき A diary like a hot sauce
やっぱりなんか似ないので、お花を描いてみました。
そしたら、ぐっと女性らしさを表現できたと自負しています。


↓自分
辛口にっき A diary like a hot sauce
自画像。
これは似てるような気がする。
うまい。
(キムタクの写真を見ながら描きました)


僕は昔、漫画家になりたかったんですが、あまりにも絵が下手なのであきらめて小説家になりました。
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2009-06-24 02:49:36

天才コンプレックス

テーマ:フィロソフィー
僕はコンプレックスの固まりです。自分のことを、ひどく内向的な性格だと分析しています。僕は皆さんが思うよりも遥かに心配性で、細かいことをいちいち気にして陰で傷ついたり悔やんだりしてます。

最も重度のコンプレックスは、天才に対するあこがれ。
僕は14才くらいのとき、ものすごく頭の回転が早くて知恵熱が出るほど考えごとをしていました。練習しなくても速読ができたので、毎月100冊くらい本を読んで知識を吸収し、小説を書いたり学会で大学教授と議論したりしていました。
そういう、あんまり友達がやらないことを日常にしていたので、自分に底知れない才能があると信じて疑わなかった。

しかし、僕が16才のときにに日日日(あきら)という小説家が華々しくデビューして、僕は本当の天才に対してコンプレックスを持つようになりました。
日日日は当時18才くらいで5つの新人賞をさらった天才です(作品はあんまり面白くない)。文壇の天才新人として脚光を浴びる日日日に、気が狂うほど嫉妬しました。
その後も、芥川賞を最年少受賞する夢が不可能な年齢になったりで、ますます僕は根暗な男になったような気がします。

僕の定義する天才のひとつが「複数回に渡って客観的に芸術を評価される10代」なので、20才になる前夜、自分の才能を信じて疑わなかった僕は本当に悲しくなって泣いていました。

いまは会社をつくり、かなり自分の内向きな性質が軽減されています。べつに地味な生活をしているのですが、毎日が楽しくて充実しきってる。心から、仕事と、仕事の関係者に感謝しています。

人間がもっとも頭のいい時期は15才くらいのときだと森博嗣が書いていた。自分が20才になり、たしかにCPUもメモリも極度に低下したと思う。
僕は自分が天才になろうとする行為をあきらめ、会社をなんとしても上手くいかせたいという情熱をモチベーションに生きている。

僕が他人より優れている点は、対人洞察力だと思う。僕は初対面で相手がどんなことを考えているかわかるし、どうすれば好かれるかすぐにピンとくる。相手と理想的な付き合いかたをする方法を90%実行できる。
あとは文章がちょっと器用に書けるくらい。

それくらいの武器で、僕は商売の天才と渡り合いたいと思ってます。世界には年収5億稼ぐ少年もたくさんいます。僕がライバル視しているのはそういう奴らなのです。自分の稼ぎにはあんまり興味ないけど、収入は勝敗を定義するときにわかりやすい指標なので、目標設定に使うことがあります。
2009-06-23 21:53:12

ベンチャーキャピタル

テーマ:仕事のこと
プレスリリースを発表したら、なんか妙に玄人ウケしちゃったみたいで、
ベンチャーキャピタルの方々から計10件のアポがありました。
他にも協業の話を2件いただきました。
うれしいけど、もっとコンシューマに届くプレスを打たなくては……。


VCさんは、だいたいもうお会いして、のこり2件。
8名とお話させていただいて、いろいろ感じたことがあるので、まとめます。


・VCさんと話しても、事業主は一方的に損
時間をつかい、体力をつかい、時には会社の秘密なんかも話してしまうわけです。
VCありきのビジネスモデルの会社以外は、VCさんと話しても損するケースが多いはず。
「当社のネットワークで御社のビジネスにご協力できるかと思います」とか
「情報交換できるかと存じます」みたいなことをアポ取りのメールでは言われるんですが、
実際に何かメリットがあったことはありません。


・失礼な人が多い
VCさんがいらっしゃる時は、だいたいこんな流れです。
(1)メールが来る(丁寧)
(2)会社に来る(態度でかい)
(3)その後音沙汰なし
「一方的に人の会社の説明を聞く」という立場だけでも偉そうなのに、
なぜか実際に対面するとさらに偉そうな態度、話し方をする人が多い。
こっちは時間をとった上、ビジネスプランを解説してるのに、最初のメール以降は、お礼のメールが来ることすら稀です。
VCの社員は、自分が金を出す立場だとでも思ってるんだろうか……。
それとも、他の会社の社長は、株を買ってほしくてVCを持ち上げるような対応をするの?
とあるVCからはなぜか取締役の方がいらして、ていねいなフォローメールをお送りくださいました。
どこの会社も、デキる人は謙虚で丁寧だなあと思いました。うれしかったです。
なんで多くの人は、自分が会社のファーストインプレッションになるのに、いい印象を持たれようと工夫しないのだろう。


・大手のVCからは偉そうな奴がくる
なぜか、でかいVCの社員は、態度もでかい。
喋り方とか。
どうにかならないのかしらん?


・訪問してきた人への評価基準は、下調べしているかどうか。
偉そうで申し訳ないのですが、VCさんの印象の善し悪しが決まるのは、ただ一点。
下調べしているかどうか。
たとえば、会社の説明をするだけでも面倒くさいのに、
「いまiPhoneってどれくらい売れてるんですか?」とか、
「他社の商品はあるんですか?」とか聞かれると、実は内心けっこうむかついています。
市場調査(それも基本中の基本)はわざわざ人様に話させる事ではないと思う。
その点、「ブログで書かれていた件で質問が~」とか、「プレス以上の情報を与えないのはわざとですか?」とか、マーケットの基本プラスうちの会社のちょっとした情報まで調べている人は話しの通りがよくて、ストレスがないです。

というか、自分で面談を申し込んだ相手のことを調べるのは当然のことです。
2人に1人は、会社未満の部分から話さなきゃいけないので、ちょっと文句を書きました。


・マンガ読む人は少ない
来る人みんなに「マンガとか読みます?」と聞くんですが、
マンガって以外と好きな人が少ないホビィなんですよね。
「マンガ好きです。詳しいです」って人は、ほとんどいません。
VCに限らずの話だけど。


お。と思ったVCさんは、いまのところグローバル・ブレインさんかなあ。
とても変わってて、興味深いVCさんです。


うちは今のところVCさんから資金調達できるような商売ではないので、何も恐れず好き勝手に書いてみたわけです。
このブログを見ている起業家がいれば、なにかの参考になるかも。



最近、時間でいうと一日17時間くらい働いてます。
くわー。
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