2009-06-21 23:46:55
メタラー
テーマ:音楽僕はメタラーです。
メタラーとは、メタル音楽が好きな人のことです。
会社で常にラジオが流れていて、それで最近の曲とか聞くんですが、
刺激が少ない曲が増えているという印象を持っています。
GREEEENとか。
なんだよそれ、と。
"E"がいくつだかわからなくなるんだよ、この野郎。
ふざけんな。なにが「キセキ」だ。「愛唄」だ。
好きとか愛してるとか言って、馬鹿なんじゃないの?
セックスしたいだけでしょ?
と、僕のようなひねくれ者は思ってしまうわけですよ。
僕が音楽に求めるのは、頭が弾け飛びそうなほどのサウンドと、
正気を揺さぶられるほど気の狂った歌詞です。
メタルです。ロックです。パンクです。
いま、日本でもっともロックなバンドはマキシマムザホルモンだと思います。
ちょっとサブカルっぽいけどね。特にギターのサウンドメイクがすばらしい。
ツボをおさえている。気持ちいい。
音で一番好きなのはDreamtheaterなんですけど、歌詞はやっぱり日本のバンドが好きだなー。
僕がサブカル系ロックだと定義している、最近メジャーなバンドは
「凛として時雨」や「ELLEGARDEN」や「相対性理論」や「RADWIMPS」などがあります。
どれもまあまあだけど、マキシマムザホルモンのセンスはやはり突き抜けている。
サブカル系ロックとは、「思春期の文系少年/少女が感情移入して心酔しちゃうロック」です。
僕が昔ハマったサブカル系ロックは、ポルノグラフィティとスピッツでした。どっちもほぼ全曲歌えます。
そもそもね、音楽も漫画も小説も、破壊衝動あるいはコンプレックスから生まれた異常性であるべきです。
一心不乱に創作している芸術家なら、正常性(そして社会性)がないのは当たり前ですし、
言語化できないマイノリティな哲学が存在するからこそ芸術的価値を認められるわけですよ。
「好きだよ」とか、「キミに恋してる」とか、
もう何万曲もこの世に存在しているようなアホくさいj-popはいらないわけです。
愛とかそういうのはもういい。どうでもいい。
みんな、本当にこんな曲に感動して買ってるの? と疑ってしまう。
とまあ、僕はそういうことを考える根暗なヤツで、あんまり友達ができません。
音楽に凶暴性がないということは、アナーキズム(反社会性)も流行らないわけであって、紛れもなく日本が平和だということです。
まことに結構なことですね。
ちなみに、不況も平和の証拠です。
もっとも経済が潤うのは、道に血が流れるとき。
平和でよかった。日本ばんざい。