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【政治】

自公政権検証25〜57点 21世紀臨調9団体が辛口採点

2009年8月3日 朝刊

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 有識者らでつくる21世紀臨調は、2005年の衆院選以降の自公政権を検証する「政権実績検証大会」を開き、経済同友会(同友会)、連合、各種シンクタンクなど9団体が参加した。100点満点の評価では、最低が連合の25点。最高でも全国知事会の57点で、辛口の採点だった。

 採点は、05年衆院選や07年参院選のマニフェストなどを材料に、政権運営や政策の実績などについて各団体が独自の判断基準で行った。

 特に低評価だったのは政権公約の継続性についてで、小泉、安倍、福田、麻生と内閣がほぼ1年ごとに代わったことで「どの政策が継承、変更されたか著しく不明瞭(めいりょう)」(同友会)などの指摘が続出。説明責任についても不十分との評価が出た。

 各団体の報告を受けた総括討論で、佐々木毅・21世紀臨調共同代表は「政策を継承しないリスクが、政権にとって重いものだという認識が必要だ」と述べた。

 

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