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2009年8月4日(火) 19:05 |
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耕作放棄地増加などの問題考える
高齢化による担い手の減少や耕作放棄地の増加など日本の農業は様々な問題を抱えています。 こうした状況を改善しようと、集落で農業機械を共同で購入するなどの効率化を図る集落営農を推進するための大会が岡山市で開かれました。
岡山県内の農家やJAの関係者などおよそ300人が出席した農業推進のための大会です。 日本の農業は農業従事者の高齢化が進み担い手が少なくなっています。 これに伴い放置される田畑いわゆる耕作放棄地が増加しています。 そのまま放置すると二度と農地として活用できなくなる恐れがあります。岡山県でもこの20年で耕作放棄地の面積が2倍以上になるなど大きな問題となっています。 こうした問題の解決策として進められているのが「集落営農」です。 「集落営農」とは集落で農業機械を共同で購入したり、共同で農作業をすることです。作業やコストの効率化に繋がるだけでなく、集落として農地の活用を計画的に考えられるなどのメリットがあります。大会を主催したJAでは今後集落営農の法人化を進めることでより、効率的かつ安定的な経営を目指したいと話しています。
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