琉球朝顔2年目のにょろなりに
気付いたこととか紹介しておこうかと思います。
今回は挿し木について。
ただし、「これが正しいやり方」ということではなく
あくまでにょろが個人的に感じたことですので
そのあたりはご了承下さいね。
・利点
琉球朝顔は種をつけませんが、
挿し木で増やすことができます。
(まれに種をつけることがあるようですが、
他の朝顔との混成の種になるようです)
越冬が難しそうな環境(冬には氷点下になる)で地植えにしている場合や
鉢植えだけれど大きい鉢は室内に置けない場合など、
挿し木なら株が小さいので室内で管理しやすく越冬の可能性が高まります。
・時期
梅雨頃から晩夏まで可能のようです。
梅雨頃に挿木したものは、その年の秋に花をつけることもあるとか。
挿し木で大切なことは、根を成長させておくことだと思いますので、
「暖かい日がまだ1〜2か月は続く」という時期までに行っておくといいと思います。
・挿し木向きのツル
にょろの経験では、
若いツルは挿し木に向かないようです。
元気そうに見えるけれど、
皮がまだやわらかいので、土にさした部分が腐ってしまいます。
少し成長して皮が硬くなってきてる部分を使う方がよいようです。
地面を這いつくばってる紫色のツルを「ランナー」と呼びますが、
コレも挿し木に適しています。
葉の付け根にイボイボの「根っこの赤ちゃん」が出てるものなどは最適です。
越冬に成功したものはランナーで挿木した株の方が多かったので
もしかしたらランナーの方が丈夫な株を増やせるのかもしれません。
(ランナー)
・挿し木の方法
ツルを一節ごとに(*)カットし、2〜3時間ほど水揚げします。
よく切れるナイフでしないとうまく水揚げしません。
にょろは包丁を使いました。
水揚げにはフローラさんの「HB101」を1滴混ぜた水を使いました。
*去年は一節でおこないましたが、
今年は二節でも試してみようと思っています。
(08/08/25 ランナーを使った挿し木)
(08/08/27 脇ツルを使った挿し木)
ポットに土を用意し、挿木します。
肥料分の少ない土ならなんでもいいみたいですが、
慎重にやりたいならバーミキュライトなど無菌の土を使うとよいと思います。
(にょろは菌だらけ、っぽい古い土を使いましたが大丈夫でした)
葉っぱが大きい場合は水分の蒸散を減らすために葉っぱを小さくカットします。
挿木した時に葉っぱの付け根に新芽が出ている場合、
新芽が腐ったり枯れたりしても大丈夫です。
挿し木が根付けば新たに新芽が出てきます。
今のところ、
挿し木についてにょろが紹介できる情報はこのくらいです。
去年は挿し木に挑戦したのが8月下旬でしたが、
今年は梅雨頃にも挑戦しようと思ってるので、
またレポートしますです。