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タイ:旅客機、着陸に失敗 機長死亡、7人負傷--南部

 【バンコク西尾英之】タイ南部のリゾート地サムイ島の空港で4日午後2時半(日本時間同4時半)ごろ、同国南部クラビから同空港に向かっていたバンコク・エアウェイズ266便(ATR72型、乗員4人、乗客68人)が着陸後、滑走路から逸脱して旧管制塔に激突した。地元テレビなどによると、同機の機長が死亡し副操縦士と乗客6人の計7人が負傷した。バンコクの日本大使館によると、乗客に日本人はいないという。事故当時、空港周辺は風雨が激しく視界も悪かった。事故機は機首部が大破し、機長と副操縦士が閉じ込められた。

 事故機はタイ南部のリゾート地を結ぶ国内線で、乗客はほぼ全員が欧州各国などからの外国人観光客だった。ほぼ満席の状態だったが、火災が発生しなかったため大惨事を免れた。負傷者のうち5人は重傷という。

 タイでは07年9月、南部のリゾート地プーケットで格安航空会社「ワン・トゥー・ゴー」航空機が着陸に失敗して炎上、約90人が死亡する事故が起きている。

毎日新聞 2009年8月5日 東京朝刊

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