空を見上げて

生贄

呟きです。明日には多分消します。


押尾センセ逮捕の件で、2ちゃんなどは陰謀論が花盛りだけど、メディアじゃなくて、ネットに直に(陰謀論的な体裁で)リークするようにして、今回は正確なものが結構混じってる。PJのこととか。
先のエントリのM嬢のことといい、芸能界やモデル界の]―ノレ力゛−ノレ・シンジケートに話題が近づいているのが驚きでもある。

政権交代が真面目に近いと実感するなあ。
政権交代に伴う、大衆が喝采を叫ぶへの生贄は、きっとライフ゛ドア事件の“真相究明”なんだろう。



rusuban_the_3rdrusuban_the_3rd  at 00:02  | コメント(0)  | トラックバック(0) |  この記事をクリップ! 

だから陰謀論者はバカだって言われるんだよ

細かい時事ネタにいちいち反応していると、それが面倒になったときに、またブログ続ける気が失せてしまうので、極力スルーするつもりだったんですが、「戻ってくる」と、気にはなるものですな。

昨日、友人が、「この件について留守番さんはどうお考えでしょうか?」と訊いてきたメールに貼られていたのが、このURL↓
http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20090802/1249177626

いちいち引用もしないし、ν速+あたりには、同じようなことを喚き散らしているバカが大勢いるので、まあお時間のある方は見てください。典型的な国士サマ迎合記事ですね。
呆れ返りましたね。「神代文字(笑)」の話でもしているのなら1兆歩ほど譲って「そういうの好きな人いるよねえ」で済ませられても、リアルタイムで起きている出来事にこんなバカ陰謀論を振り回して、少なからぬキウチシンパが賛同のコメントをつけているのはいかがなものなんでしょう。


今回の“騒動”とされるものについて、まあそもそも、何故、MK嬢のような、「エスタブリッシュメント御用達の]―ノレ力"−ノレ」(自民党の議員、ましてや 安倍ちゃん@護憲大明神 のような「最高権力者(笑)」の側近だった人物なら当然知ってるはずの件)にして、しかもパチンコ台のキャラクターにもなっているような人と載っているポスターを、なぜキウチクソは所望したのかしら。
しかも、そのことを、本人は嬉々としてテレビで話しているし。でも、MK嬢なんか使ったら、事務所から許諾を得ていようと、恥ずかしいのは城内クソだと思うんですけどねえ。

陰謀論的に云うのなら、「『あんな売女をキウチは対談相手にしたりポスターに起用したりしてるんですよm9(^Д^)プギャー』とさつきタソに失言させるためのキウチサイドが用意した巨大な釣り針だった」という方が、僕には数百倍、説得力があります。



それから、大事な点がひとつ。
「深い闇」なんてものを思い浮かべるなら、キウチの父親・康光と、芸能界の繋がりを考えるべきでしょうに。ああ、また後藤g(ry


http://d.hatena.ne.jp/Prodigal_Son/20090730/1248922478

rusuban_the_3rdrusuban_the_3rd  at 12:06  | コメント(0)  | トラックバック(0) |  この記事をクリップ! 

「どっちもどっち」という奴隷の病

さて選挙なわけですが。
ここへきてインテリちゃんたちに罹患している人の多い、「どっちもどっち」病(“選挙が近づくと「どっちもどっち」だねと論じないと死んじゃう病”。類似のものに、“ノーアウトかワンアウト、ランナー3塁でスクイズしないと死んじゃう病”がある。)について、今回は特に罹っている人が多いので、ちょっと喋っておきます。

「自民はダメだけど、民主も酷い」という話はよく聞きますな。
これが「自民はダメだけど、民主はもっとダメ」と云うのなら、「ネトウヨ乙」「創価乙」で済むんだけど、これがちょっとスカした奴が「どっちもどっち」って云うやつの多いこと。
選挙が近づいてきて、そう書く奴が増えていることが、病巣の深さを物語る。
かなりなインテリで、僕が少なからず尊敬していた人までも「ミンスも所詮は」などと言い出したりしているのを見て、心底ガックリする。

いったい、「どっちもどっち病」のみんなたちは、民主党に何を期待していたのだろうか?
それとも、永遠に自公連立の世の中で、ブチブチ文句を隅っこのほうで垂れているのが、あらまほしき姿なのだろうか。
それとも、あれか。「いつか王子様が」という願望かね。「いつか理想の政党様が」ってか? で、民主党がそうじゃないから、幻滅しているの図、になっているのでしょうかね。“地上の楽園”を建設してくれない民主党には幻滅したぜ!とでも云いたいのかしら。
まあ確かに、「月詠」だの「小時」だののDQNネームを子どもにつける奴が、この総選挙の候補者にいたりするのを見るのはウンザリなのですが、じゃあ「どっちもどっち」と思考停止していていいのかって話です。

もともとプロ奴隷たるネトウヨのみんなたちならともかく、一クラス45人の公立小中学校で、上から5番目くらいまでに入っていた、「日本の“近代化”の恩恵を最大限に受けた」インテリ&亜インテリのみんなたちまで、「どっちもどっち」病みたいな奴隷の病に罹らないでほしいものです。

そもそも、国会議員ってのは、我々が「使うため」にあるわけで、自公の連中より、民社国の連中の方が、現時点では「使える」蓋然性が高いわけです。安易な“どっちもどっち論”を云うのは簡単で、まったく頭も胆力も使わずラクチンな話なのですが、問題はそこに、「議員を使う側の覚悟」がどれくらいあるかじゃあないでしょうかね。その場合、「砂のような大衆」に較べて、「上から1割」くらいの知的階層の果たす役割は、実はかなり大きいわけです。説得力のある議論ができるから。その分大変ですよ、“リアル社会で”他人や議員を説得する作業がつきまとうわけですから。国士サマたちに「表に出ろ」というのと同じことが、自称リベラルなインテリちゃんたちにも要求されるわけだから。だけど、いまの自公政権より、民社国政権の方が、インテリちゃんのいうことは通しやすい環境にあるはずだ。少なくともいまのところ。
民主政体を選択している、そして憲法的法治原則を重んじるなら、「どっちもどっち論」なんて“奴隷の論理”は恥ずかしくて口が裂けても云えないはずだと思うんですよ。
まあ、小選挙区比例代表並立制というシステムの悪さは別にしても(これだって社会党左派の後先考えない抵抗がもたらしてしまった制度です)、じゃあ革命(笑)を起こすとか、自分たちのエージェントを既成政党内に紛れ込ますとか、やり方はいろいろあるでしょうに。そういう意味では、自民党の多くから田中康夫まで取り込んでいる統一協会の方が、残念ながらよっぽど戦略的ですぜぇ。
そう考えたら、「どっちもどっち論」に逃げることのみっともなさこそを、インテリゲンちゃんたちこそ知るべきなんですよ。
「知る」ということは「領る」ことなんですから。


そうそう、いまや「アリバイ左翼」の代表格である井上ひさし・前日本ペンクラブ会長閣下ですが、いまから30年以上前(初出)の小説『さそりたち』http://www.amazon.co.jp/dp/4167111098のなかに、保守2党(2人)を実に巧く使いこなす自治体住民の話があって、非常に興味深いんですよ。汚いものと汚いものを競わせる。しかし、決して再選はさせない。結果、住民にとって非常に住みよい街ができあがる……。

自民もダメ、民主もダメ、という議論は、次の政権の基本枠組みが「民社国」連立政権だってことをハナから無視したものですよ。実は相当の多様性が、少なくとも来年の参院選までは担保されている。まずは政権交代→来夏の参院選で社民党にと国民新党を増やして、連立政権のさらに多様性を確保……ってのが戦略的行動でしょう。その間に、自民党がクソウヨ政党になるのか、あるいは反省して国民政党として戻ってくるのかを見極めればいいんですから。

今度の総選挙で、なにもかもがいっぺんに変わるわけではないんですよ。まだまだ先は長い。その長さに、僕たちが耐えられるのか、というか長いからこそ、民主政体なんですから。



rusuban_the_3rdrusuban_the_3rd  at 15:12  | コメント(0)  | トラックバック(0) |  この記事をクリップ! 

戻ってきました

いやあ、長らく休んでました。
仕事が突如、ものすごーく忙しくなったり、一方でまた選挙に出るとか出ないとかの話が舞い込んだり(出てないし、今後も出ないけど)して、心落ち着かない日々がありまして、予告なしに休止してみました。

それと、アウトプットするにはインプットが必要なんだけど、この3か月ほど、僕の30歳代のなかで最も読書量の少ない時期になってしまいまして、そこで無理に何か書くと、脊髄反射的というか、誰かさんみたいなステロタイプなエントリしか上げられなくなるので、それならいっそ、と更新をやめてました。

というわけで、僕は消されたり、口を噤まされていたりしたわけではないのでご安心を(笑)。つーか、僕みたいな零細ブロガーに何ほどのことが起こるわけはないよね。
この3か月の間にも、世間ではいろんなことが起こっていたけど、まあ森進一の「男ばなし」の歌詞じゃないけど、
<オイラひとりが 抜けたって 月は昇るし 地球はまわる>
なのですよ。まあ目先のことに心惑わされなくて、そういう意味では、ブロガーとしてはいい充電ができました。

このまま8月30日を黙ってみていようかとも思ったのですが、ここのところ「放蕩息子と青瓢箪」さんのブログで発言を紹介していただいたり、僕もちょこちょことコメントつけたりしてるのと、まあ総選挙の前にアリバイ作りの為に(笑)、ちょこちょこと復活します。といっても、新たな考察を書く気もあまりなくて――言いたいことが変化してるわけじゃないからね、過去に書いたことの再紹介と、まとめ、になるとは思いますが。

ということで、よろしくです。

rusuban_the_3rdrusuban_the_3rd  at 12:51  | コメント(0)  | トラックバック(0) |  この記事をクリップ!