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裁判員裁判「まるで劇場」法廷変化に衝撃も

8月4日19時42分配信 読売新聞

裁判員裁判「まるで劇場」法廷変化に衝撃も
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東京地裁での裁判員裁判傍聴を求めて並ぶ人たち=栗原怜里撮影
 東京地裁では、裁判員公判2日目となる4日も、57席の傍聴券を求め1460人が列を作った。

 傍聴席には、国民が加わった新しい法廷の姿を一目見ようと足を運んだ市民もいた。

 司法試験を目指して勉強中の東京都台東区、岩本泰平さん(29)は、「これまでの法廷では検事の声が聞き取れないこともあったが、まるで劇場のよう。法科大学院で身に着けた知識だけでは対応できない」と法廷の変化に衝撃を受けた様子。

 東京地裁でほぼ連日、裁判を傍聴しているという渋谷区の無職の男性(42)は、「証人が泣き出す場面があったが、検察官がさっとハンカチかティッシュを差し出していた。やはり裁判員を味方につけようとしているのかな」と分析してみせた。

 川崎市中原区の小学校6年生の女子児童(12)は、夏休みの自由研究のため、一緒に来た母親(38)が引き当てた傍聴券で法廷に。児童は「検事さんや弁護士さんがゆっくり、分かりやすくしゃべっている感じがした。いい研究になりそう」と笑顔だったが、母親は「私も法廷に入りたかった」とちょっぴり残念そうだった。

最終更新:8月4日19時42分

読売新聞

 

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