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中日・ブランコ、内角攻め“歓迎”きょうから阪神戦

◆ 休日返上で打ち込み ◆

 来るなら来い!中日の主砲、トニ・ブランコ内野手(28)が3日、主力野手ではただ1人、休日返上で打ち込み。予想される阪神投手陣の厳しい内角攻めを意に介さず、好球必打での大暴れを宣言した。

 「内角攻め?それはしょうがない。ただ、いいバッターはストライクを打つんだ。ボール球には手を出さなければいいだけだからね」

 7月31日のヤクルト戦で館山から左ひじに死球を受け、途中交代したばかり。1、2日の試合には出場したものの、この日は休養と治療に充ててもよかった。だが、練習熱心な助っ人は志願して練習。ひじの痛みをものともせず、ナゴヤドームで打ち込んだ。

 「まだちょっと痛いけど、大丈夫。向こうも抑えようとしているんだから、当てられても怒っちゃいないさ」

 本塁打、打点の2冠独走中だけにマークが厳しくなるのは当然。ただ、相手投手が内角を意識しすぎて制球を乱すようなら歓迎だ。もちろん、少しでも甘く入れば、強烈な一発をお見舞いする。巨人に勝ち越し勢いに乗る猛虎を返り討ちにする構えだ。

[ 2009年8月4日付 ]

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