(cache) 佐久総合病院が上田市に松くい虫対策農薬空中散布中止要請【Choix】

Choixトップページ > 佐久総合病院が上田市に松くい虫対策農薬空中散布中止要請

佐久総合病院が上田市に松くい虫対策農薬空中散布中止要請

http://rss.rssad.jp/rss/artclk/iVERX2g6uZIM/e4bcfaec8b44de3b60355705dc6609fa?ul=xyYH...

RSS: www_shinmai_co_jp (2009-01-28 10:08:14)

　上田市が松くい虫対策で農薬を空中散布している場所に近いほど、頭痛やのどの痛みを感じる人の割合が高い傾向が県厚生連佐久総合病院（佐久市）のアンケートで示され、調査を依頼した母親グループと同病院は２７日、上田市に農薬空中散布の中止を申し入れた。　グループは同市長瀬の無認可保育所「こどもの園」に事務局を置く「こどもの未来と健康を考える会」（約２０人）。松島松翠・同病院名誉院長らのチームが昨年９−１０月、会を通じて調査用紙を配布。散布時期の昨年６−７月に症状があったかを尋ね、６９０人から回答を得た。　「のどの痛み」があったとの回答の割合は、住居や通勤・通学先から散布場所までの距離が１キロ以下の人では１３・１％で、１・１−２キロで９・５％、２・１−４キロでは４・３％、４・１−１０キロで２・９％。「頭が痛い」「鼻水が出る」などの割合も、距離が近いほど高い傾向だった。　調査チームは、グループの母親が知り合いに用紙を配るなど回答者の選定が無作為ではなく、散布時期と調査時期がずれていて勘違いもあり得るため、調査精度は完ぺきではない−と説明。その上で、散布が体調不良の原因となっていることが疑われるとの見解を示した。　市森林整備課は「調査結果を分析し、今後の方向性を検討する」とした。　県によると、本年度は県内１２市町村が国、県の補助を受け松くい虫対策で農薬を空中散布している。総面積は４０７ヘクタールで、上田市は６０ヘクタール。（長野県、信濃毎日新聞社）

comment 0コメントメールで送信