6月22日 | |
都会に居ると「夏が来る」、「季節が変わる」ということが、騒々しいですね。
夏物の商品の宣伝 リゾートの宣伝、イベントの宣伝、サマージャンボ宝くじやら、過ぎた季節の大棚さらいやら、あれやこれや、休みなく季節の先取り、ざわざわ、がやがや。 |
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6月16日 | |
山菜採りの話をもう一つしたいと思っていたら、ドングリからの電話。彼の必死さに押されて、原稿ひとつ飛ばしてCDの紹介をしましょう。 |
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6月2日 | |
山菜採りとエレキ親父バンドについて・・・ |
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5月25日 | |
先日、地元の友人に誘われて、飛騨のすずらん高原方面に山菜採りに行きました。初夏を感じる新緑、浅緑、山々は素晴らしいものです。すずらん高原の見晴台からは眼前に御岳、遠くに北アルプス、乗鞍穂高、槍が岳、笠が岳・・・皆まだ雪をいただき、澄み切った、静かな心洗われる姿、景色です。 山菜採りは山の急斜面。足元は雄大な景色とは大違いで、大木こそありませんが、小さな木が生い茂り、無数の野草、倒木、枯れ草、枯れ枝、すさまじい有様でした。 わらびと山うど。まあまあの収穫かな・・・いや、収穫したのはほとんどは友人ですが(笑)。 私には山うども雑草もまったく見分けがつきません。それでもおもしろかったですよ。沢を見下ろし、足場の定まらない急斜面をそろりそろり。友人は子供のころより慣れ親しんでいますから勝手知ったる遊び場の如く進む。私にとっては生死を賭けた大冒険です(笑)。山から下りると全身くたくた。足腰は二三日まったく役にたちませんでした。 その時、いろいろと思うことがありました。音楽について、人生について、これは次回にお話しします・・・もったいぶって、紙芝居師みたいだね。あっはははは。 |
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5月20日 | |
長い間、近況報告が出来ずに申し訳ありません。
個人的な問題だったので、あまり公にしたくありませんでした。 原稿が書けないだの、弁解がましい事や愚痴も言いたくなかったので・・・。 実は妻が昨年十月心筋梗塞で倒れ入院しました。 一時回復に向かったのですが、十一月末に再度病院内で倒れて危篤状態に。幸い、医師の懸命の治療により一命を取りとめ、十二月末には無事退院、自宅療養になったという次第です。 それからの井上は黙々と「介護士」生活を送っていました。原稿を書いたり、ドラムを叩くような時間はもちろん無く・・・本職の介護士さんなら手際よく仕事をして、余暇にドラムも叩けるのでしょうが(笑) おかげさまで妻も、私も?元気を取り戻し、日常生活は不自由なく過ごせるまでに落ち着きました。 皆様にはご心配をおかけしましたが、 これからも出来うる限り、私の音楽に対する思いや人生に対する想いを、このページで述べていくつもりです。 なるべく抑え目に、押し付けがましくならないよう心がけます。いろいろなことがあると、全てのことに対して「思い入れ」が激しなり困っています。いい年をして、と自分で自分を笑っています・・・今後ともどうぞよろしく。 追伸:ジャガーズの岡本信君、 作曲家の三木たかし君、ご冥福をお祈り申し上げます。合掌 |
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11月29日 |
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私の本番の人生。ついに幕を開けました。こちらに来て、早くも一年を過ぎようとしています。六十九年間におよぶリハーサルは十分に行いました。あらゆる点検も済ませました。幕開け一年目は、まずまずの出足です。飛騨の地は、絶好の舞台。大道具、小道具、ホリゾント全て文句なし、私の役不足だけが危惧されるぐらいです(笑) 飛騨は私が今まで暮らしていた東京と違い、四季がはっきりと色濃い風土です。それぞれの季節を迎えるにあたって、それなりの心構えと覚悟がいる程です。リハーサルでは想像もしなかった本番の舞台の厳しさと面白さが、いま私の心を捉えています。自然環境社会環境の違い、また生活圏の様式その他、文化のちがい、ちよっと戸惑いはありますが、それはそれなりに新鮮です。 得たものは多かったようです。事細かなことはおいおい、ご報告いたします。今年も残りあとわずか。皆様おおいに頑張ってください。 |
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10月1日 | |
御機嫌よう皆様。突然ですが、下呂市萩原は四季が有りません三季なのです。
春夏そして冬です(笑)。 すでに私は「 ももしき履いて」・・・江戸っ子なので「ひ」は「し」です。セーターを着て、今はコタツの中です。 |
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9月17日 | |
キーボードの古屋紀ちゃんのホームページができましたよ。皆さんご覧になりましたか?まだ三分の一しか出来ていないそうですが、これからいろいろなページが出来るそうです。楽しみです。
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8月18日 | |
シャープ・ファイブのファンの皆様。そしておやじバンドの皆様。お元気ですか?残暑お見舞い申し上げます。私はすこぶる元気です。今年の夏は下呂での初めての夏。夏祭りの提灯かけも上手にこなしました。忙しく、楽しく過ごしています。 盆踊り、カラオケ大会、夏祭りのアマチュア音楽祭、いろいろと出かけて、見て、聴いて、楽しみました。皆本当に楽しそう。 ところが・・・私は音楽のプロの世界にどっぷりと浸かっていましたから、皆様が楽しんでいる感覚とは少し違うところで血が騒いでいました。つまり、自分もドラムを叩いてみたい、参加してみたい、という思いがこみ上げてきたのです。もっとも、楽しむ音楽と、楽しませる音楽は、まったく異質のもの。私は後者で苦労をしてきましたから、これからは「楽しむ音楽」に参加したいと、つくづく感じます。来年の夏祭りにはぜひ声をかけてくださいね。このページを見てくれている飛騨地方の皆様、夏祭りの会場で声をかけてくださったファンの方。おやじバンドの皆様、ぜひメールで活動状況などを知らせてください。 |
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6月20日 | |
今の時代は「人生五十年」ではありません「八十年」の時代です。青春時代というものも、今日では一生の中に二度訪れます。最初の青春時代に悔いを残したと思っている人も、残念がることはありません。もう一度ありますから。あの時、思う存分エレキ音楽を楽しめなかった人、いますね?「今さらエレキギターでもあるまい」と思っているのでは? 人生八十年の時代、「今だからこそエレキ」ですよ!これからが本番の青春時代だと思ってください。本番でこそ悔いを残すことのないよう、聴くにしろ、自ら演奏するにしろ「音楽を楽しむ達人」になってください。「生涯学習」というと、国や地方自治体の指導や援助で行われるものを連想、上から降りてくるものを受け取るような感じで、なにやら堅苦しくていけません。「生涯楽習」がいいですね。誰に頼るでもない、個人の内面から湧き出るエネルギーを源にして、存分に楽しみましょう。 私は満七十歳です。いま正に本番の青春まっ只中。精気溌剌、元気一杯ですよ。周囲の友人達から、羨ましいといわれています。シャープ・ファイブのファンの皆様、エレキファンの皆様、井上と一緒に、納得できる人生を歩んで行きましょう。 7月18日に発売される「井上宗孝とシャープ・ファイブ Electric Guitar Sensation 」はここのページから購入できます。 |
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6月16日 | |
第四問の答えです。これも難問でした。私だけの感性ですから「正解」というのも押し付けがましいので、「私の思い」と受け取ってください。アルバム「スクリーン・ゴーゴー」の中の「黒いオルフェ」。これが、三根信宏の最高の音色だと思っています。演奏はたいしたことありませんが(ゴメン)、この曲のノブの音色には酔いました。こんな井上の思いを知った上で、皆さんも一度聴きなおしてみてはいかがでしょう。 ピョン吉さん「・・・ゴーゴー」は合っていましたね(笑)、エレ吉さん、お仕事中にクイズを楽しんで貰えて嬉しいです。「サブ」さんのお答えは「華の舞」。私も大好きな曲で、同じ感性が嬉しいです。初めてメールをくださった「追っかけのサブさん」、ありがとうございます。車椅子でライブに来る人もいますから、元気出してくださいね。ファンの皆さんがそれぞれの思いを寄せてくれました。ありがとうございます。これからも、自分はこう感じた、というものがあったら、井上宛にメールください。井上の「メッセージボード」もどんどん使ってくださいね。ストレス解消になりますよ。 |
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6月9日 | |
第三問の答えです。これは皆さんわかりませんでしたね。なんと「ハワイアン」なんです。意外な答えでしょ。レコーディングの時は「どうせレコード会社の営業ベースのアルバム」という感じで、軽く考えていました。あまり真剣には取り組んだ記憶もありません。ところが、はるか時を経て、今聴くとたまらなく楽しいんです。不思議なものですね。私にとってはいま最高のBGMとなっています。作品というのは作者、演奏者の意図とは違う働きをするもの。手抜き演奏はできません。
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5月31日 | |
第二問の答えです。これが「春の海」です。やる気満々、意欲充実、はつらつとして元気いっぱいのレコーディングでした。色どりも良く味も濃いと思っています。ただし演奏が少々荒っぽい。アンサンブルもなってない。拙い(つたない)シャープファイブが出ています。でもファンの人たちはこの音を認めてくれたんですね。聴く側のプロが選んだ訳ですから、結構良いレベルなのでしょう。さて「エレ吉」さん、今度はユニークなお答えで「サイドワインダー」。答えをいただいてハッとしました。解るような気がします。エレキ通ならではの感覚ですね。 では、第三問。アルバム制作時は営業的な意識があって、真剣に取り組んでいなかったのですが、今聴いてみると、私が一番楽しく感じ、心が和むアルバム。さて何だと思いますか? |
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5月24日 | |
第一問の答えです。たくさんの方が「春の海」だとお考えになったようです(先日のNHK BSでも演奏しましたから)。 正解はキャニオンから発売された「第九」です。シャープファイブが目指していたアンサンブルの最高の出来だと思っています。辛い点をつけた理由は、「線が細い、力が弱い、味がうすい、色あいが多少ボケている・・・」など、残念な要素があったからです。当時のエレキブームの中では「音圧」みたいなものが幅を効かせていたにもかかわらず、このアルバムはよく売れました。変わった音を好むファンの人達が多いなあ・・・と思ったものです。惜しい回答だったのが「エレ吉」さん。「クラシカルセンセーション」とお答えでした。これも確かに気に入っているアルバムのひとつですが、演奏者と聞き手の微妙な違いといいましょうか・・・そういえば、人の善意にしても、送り手と受け手では微妙に違いますからね(笑)。「エレ吉」さんはカセットテープもたくさんお持ちのようです。たくさん出したので、よく覚えていない・・・「舶来鋭烈気大熱演」・・・ありましたね。ありがとうございます。 では、第二問です。私が、「内容が充実して、生き生きとして、色あいが濃くて、力のある演奏だ」と思っているアルバムは、どれだと思いますか?ただし、これも辛い点で、50点なのですが・・・ |
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5月13日 | |
シャープファイブは1965年から1980年までの間、たくさんのアルバムを発表しました。数ある作品の中から、特に私の印象に残っているものについて、何回かに分けてお話してみようと思います。 |
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5月8日 |
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私の好きな詩です。
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4月16日 | |
私の一番嫌いな言葉は「義務」という言葉です。意味も嫌いですが、どうも響きの方がいやな感じです。「責任」というのも嫌いです。何故でしょうね。そんな言葉の意味や、その言葉の意義など意識しないで、自然に当たり前の事として実行できるのがいいと思うのですが、そう思いませんか?「義務」だとか「責任」という言葉が表面に顕れてくると私は反射的に「偽善」という言葉も思い浮かべてしまいます。こんな自分は困ったものだと思います。私は相当わがままなのでしょうか。
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3月19日 | |
3月15日に東京の銀座TACTで三根信宏のライブがありましたが、130名が入って超満員だったそうです。通常は80席くらいのライブハウスですが、予約殺到で急遽テーブルを取り払い、追加の椅子を置いたとか。いやいや凄いですね。寺内タケシ君も4月5日には府中で、20日には神奈川県民ホールでコンサート。両会場とも2000人も入るホールですよ。凄いです。二人の凄い精神力、持続力、さすがです。見習わなければいけませんね。私は机の前でただ考えて、考えて、ひたすら考え続けているだけです(笑)。私を見習ってはいけません。
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3月14日 | |
楽しい会話をしているようにみえますか?苦しんでいるんです。「音が甘いなぁ」とか「切れがよくないなぁ」とか・・・。最近、おやじバンドの皆さんと会う機会がよくありますが、「なかなか上手になれないんです」という悩みを聞きます。私は「下手で嘆くことはありません」と、お答えしています。下手でも楽しむことがアマチュアの特権ですから。「おやじ」の皆さんは日本経済を支えて、企業で家庭で、社会の為に懸命に働いてきたのです。苦労をしてきたのです。「今だからこそ」誰に気兼ねすることなく、大いに音楽を楽しめばよいと思います。プロのように「音楽」で苦労してしまうのは本末転倒です。「おやじ」の皆さんは音楽を楽しでください。それを見る私達にも、楽しさが伝わってきますから。そして、楽しく数をこなしていると、いつのまにか上達するんですよ。元気に気楽にやってください。応援しています。
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3月7日 | |
明日はBsハイビジョンで再放送。BS2よりももっとカッコ良く映るのかな。ハハハ。シャープファイブは見た目じゃない、音ですからね。ところで、テレビでは「ついておいで」の途中に2回客席が映りますが、2回とも涙を拭うお客さまの姿が映っています。「ついておいで」は悲しい曲でも、美しすぎて泣く曲でもないのですが・・・懐かしくて涙がでるのでしょうか、めったに見れない組み合わせに感動して涙がでるのでしょうか・・・いつか、音楽を聞くひとの心については、じっくりと書いてみたいと思っています。
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3月3日 | |
司会のモト冬樹君・・・彼と仕事をしたのは今回が始めてでした。とても感じの良い人で、仕事がやりやすかったです。番組中「ついておいで」のアドリブを三根信宏と共演しましたが、彼自身の感想を聞きたかったなぁ。井上の感想・・・リハーサルのときは「なかなかやるな」と思いましたが、本番ではシャープファイブの「本番モード」に乗りきれなかったようでした(モト冬樹くんゴメン、シャープファイブはリハーサルと本番モードが違う・・・)。彼もギタリストとしての経験があるだけに悔しかったと思いますが、ミュージシャンとしては現役を離れていたからか、或いは「感」が戻らなかったのかな?リハーサルは本当に上手かったですよ。本番ではギターも替えたし、何より三根信宏の迫力に押されたのでしょう。モト冬樹君と再び共演する機会を楽しみにしています。
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2月29日 | |
萩原は、静かでのんびりとした町です。人も車もまばら。でも、広々とした道路があります。道路ナントカ財源などがあるからできたのでしょうか。ニュースを見ていると、そのナントカというものの正体がだんだんと判ってきました。カラオケセット?1億円の報告書?・・・。具合の悪いことが出てくると、制度を変える、法律を新たに制定する・・・いつもやっていることです。でも本当に必要なことは、「より良くすること」ではなく、「同じような悪事を繰り返させない制度」をつくることですよね。ガソリン税でも特殊法人でも防衛省でも、その他あらゆるところで改革だの改善だの法改正だのと議論されますが、肝心なことが抜けているんですよ。
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2月27日 |
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26日のたまプラーザでの講演会、おいでいただいた皆様ありがとうございました。華やかなステージで演奏するミュージシャン達の陰の努力と苦悩、少しだけご紹介しました。よい音楽は簡単には生まれないとうことですね。皆様も一生懸命聞いてくださいましたので、充実感でいっぱいです。皆様の悩みや疑問も伺いたかったのですが、時間があまりなくてすみません。次の機会には「即興ドラムレッスン」など、楽しい企画もつくってみようかなと考えています。ということは井上の上品なドラムをお聞かせしなきゃ?(笑)・・・さっそく練習だ!・・・お楽しみに。
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2月25日 | |
本番で最高の「春の海」、その余韻覚めやらぬまま楽屋に戻ると・・・伊藤ちゃん「びっくりしたなぁ・・・あそこであんな入り方してくるとは思わなかった。いい感じでつながったね」。ノブちゃん「リハの時から、なんとなくテンポが違うと思っていたからね・・・感でやってみたよ」、紀ちゃん「それにしても、うまくまとまったなぁ、またやりたいね」・・・細かなやりとりは覚えていませんが、伊藤ちゃん、紀ちゃん、ノブちゃん、それぞれに何度も固く握手。そしてハグして喜び合っていた光景が今でもはっきりと私の瞼に焼き付いています。
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2月23日 | |
「春の海」演奏後記・・・ |
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2月20日 |
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NHK BS2の番組宣伝が始まったようです。シャープホークスが唄う「ついておいで」のシーンが出ていますね。そういえば、ホークスについてはあまり語っていません。何から書いてよいか困るほどたくさんのエピソードが・・・。頭を整理して原稿考えてみます。講演会では安岡力也についてちょっと話したことがありますけれど(彼は今回は病気のため出演できませんでした)。GSブームが去った後、皆それぞれに壮絶な苦労をして生き抜いてきました。右から鈴木サミー、ジミーレノン、井上、トミー野沢。
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2月18日 | |
受験シーズン。通学路のファーストフード店に、いつものような学生さんの姿が見えません。新しく通う学校が決まって、ホッとしている人、まだ決まらなくでドキドキしている人。井上にもそんな青春時代があったか・・・ところで、学校という所は、先生から「教わりに」行くところではありません。自ら「学び」に行くところです。学生の皆さんには、このへんを理解してほしいと思います。記憶力の点数もらいに行くのは「学ぶ」ことではありません。学問とは何でしょうか?
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2月16日 |
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「どうしたらドラムが早く上手に叩けるようになりますか?何か秘訣はありますか?特別な練習方法がありますか?」と聞かれることがよくあります。秘訣なんかありません。時間をかけて、倦まず撓まず練習するしかないのです(うまずたゆまず、です)。
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2月14日 | |
都会のデパートでは、フランスだのベルギーだのの高級チョコレートを買い求める人が列を作っているそうですね。この町では、そんな行列は見たことがないけれど・・・。皆ぜいたくに慣れているんですね。高級なチョコをあげると、それだけの見返りがあるのかな?もらう側も、わがままになっているのでしょうか。大切なのは中身ですよ。チョコの中身じゃありませんよ。人間の中身ですよ。ハハハ。
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2月9日 | |
物事をほんとうに深く知ってくると、わからなくなる。音楽についても経験を積めば積むほど、わからなくなる。だから「本当に知っている人」は謙虚にならざるを得なくなる。
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2月7日 | |
飛騨の国、萩原町にいると、時間の流れは都会の3倍くらいゆったりと感じます。さらに山に向かうと馬瀬村(益田郡馬瀬村という地名でしたが、市町村合併で今は下呂市になりました)と呼ばれる所があります。ここは萩原町のさらに2倍くらいゆっくりと時間が流れるように感じます。今はまだ井上はやることがたくさんあるので、都会と萩原を行ったり来たりしていますが、もっと歳をとった時に、馬瀬村で3年くらいのんびりと暮らすと仮定すると、都会の18年分に匹敵するくらい永く暮らせるんです。計算合っているよね。ちょっと得した気分です。 さあ、これから馬瀬村に行くぞ!完全防備だ。熊が出ても大丈夫、腰にはスティックがあるっ!
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2月6日 | |
楓は美しい それなのに
(家の近くの楓です)
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2月4日 | |
ワイルドワンズの続き話・・・大勢の出演者の楽屋にお邪魔して昔話を楽しみましたが、ワイルドワンズの楽屋はとても賑やかで、なごやかで、居心地が良かったですね。 加瀬邦彦君は大病を患ったと聞きましたが、がんばっています。彼の穏やかでニコニコした、感じの良い優しさが、そのままワイルドワンズの雰囲気になっていて、好感度は抜群。さすがは武道館を一杯にした現役の大スターです。私も彼のように穏やかに歳をとりたかったけれど・・・そうなったつもりだけれど、「コワいオヤジだ〜」と思われているかな?
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2月1日 | |
ブルーコメッツの続き話・・・ジャッキー吉川君とは、本当に久しぶりの再会でした。相かわらずドラム一筋、偉いですね。今、左手が腱鞘炎で、スティックがまともに持てないとか。右手一本で叩いていました。おまけにリハーサルではハイハットで手を切って血を流すアクシデント・・。代わりに叩いてあげようと思ったくらい気の毒でした。周囲の心配をよそに、本人はすこぶる元気で「ボクチャン(井上のことです)、俺はドラムしか叩けないし、一生これで生きていくんだから、大丈夫だよ」と。本番のジャッキーのスゴイ演奏をステージ袖で見ていましたが、横で見ていた古屋紀ちゃんと二人で、「感動するね!」。思わず顔を見合わせました。次の私の講演会の時には、ジャッキー吉川の話をしようと思います。いい友です。すごい奴です。頑張れジャッキー!
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1月30日 | |
知人の家に行ったら、こんなものを出してきてくれました。懐かしいですね。「聞きますか?」と云われましたが、「いやぁ、つい先日、もっと良い音で春の海を演奏しましたから」と、遠慮してしまいました。NHK BSで収録した「春の海」は、それほどよい出来でしたよ。そもそも「春の海」は7分近くもある曲なので、TVサイズでは放映できないんです。それが実現したのは、NHKエンタープライズのプロデューサ児島一郎氏と、ブレーンボックスの河東茂氏のご協力があったからです。心より御礼申し上げます。そして三根信宏と伊藤昌明が侃々諤々の議論をしながら5分バージョンの「春の海」に仕上げ、40年前よりも、もっと味のある演奏となりました。井上と古屋紀も、画面でどう映っているかは別として(笑)頑張りました。全国のおやじバンドの皆様も楽しみにしていてください。青春時代を取り戻したように、新たな意欲が生まれると思います。シャープ・ファイブのメンバーも「何か」を得ましたから。全国各地のおやじバンドの皆様の音も聞きに行きたいと思いますので、ぜひ呼んでください。 | |
1月29日 | |
こんな写真もありました。NHKホール楽屋・・・そのD。
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1月28日 | |
埋もれた我が家です。1月初めの風景です。外はしんと静まり返っていますが、世の中は騒々しいですね。日本の為、国民の為・・・正義を声高に述べる人、人。しかし、そこにはまず真実はないように思います。「日本のため」、「国民のため」を真に心に持つ人は、黙々と実践しているのだと思う・・・
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1月26日 | |
本番終了。お疲れ様でした。みんないい顔してますね。
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1月25日 | |
NHKホール楽屋で・・・そのC
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1月23日 | |
ステージ袖・・・そのA
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1月22日 |
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ステージ袖で本番直前。緊張?余裕?「音楽」を聞かせる側の「音苦」の表情?・・・
ホントは真っ暗で、写真は何も見えないほど・・・
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1月21日 |
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NHKホール楽屋で・・・そのB |
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1月19日 |
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NHKホール楽屋で・・・そのA |
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1月18日A |
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NHKホールで親友たちと再会しました。たくさん写真を撮りましたので数回に分けて載せます。まずブルーコメッツと。見た目は「いぶし銀」、音は「金」。ベースの高橋健二は音チェック中で写っていません。 |
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1月18日@ |
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たくさんの皆様のお陰で最高のステージができました。NHK関係者の皆様、現場スタッフの皆様、ありがとうございました。シャープ・ファイブのメンバーも音では妥協しないので皆たいへんな苦労をしました。NHKホールに来られなかったファンの皆様、2月22日の放映を楽しみにしてください。 |
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1月9日 |
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正月のおふざけテレビ番組を見ていて、もしかしてこれが現代社会そのものなのか・・・。いや、これは悪夢だ。早く目が覚めてくれ!と祈っている自分を感じました。「馬鹿は人につられて笑う」・・・枕元に原稿を置いて「付和雷同」について何か書こうと思っていたら、ふとテレビから流れてくる声につられて笑っていました。やはり自分も馬鹿なんだと自覚しました。 |
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2008年1月2日 |
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新年あけましておめでとうございます |
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12月30日 |
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大掃除。たくさん捨てましたか?「もったいないな」と感じたものも、しまっておく場所が無いから・・・、必要な時また買えばよいから・・・と、つい捨ててしまいます。現代社会の姿は、使い捨てライターが登場した頃からか、大きく変化してきたように思います。人の心も、この頃から変わってきた?「無用なもの」はすぐ捨てる。自分にとって「無用」のものは、誰かがやってくれる・・・。大量消費時代が来た時、多くの人が抵抗無くそれを受け入れた背景は何だったのでしょうか。モノの無い時代から脱却したかったのでしょうね。でも、いま「もったいない」と声を上げている人の中には、あの苦しい時代を知らない若い人達もたくさんいます。人の心の根底に「もったいない」があると、安心します。来年は良い年になりそうです。この1年、井上の「言いたい放題」を読んでくださった皆様、ありがとうございました。よい年をお迎えください。 |
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12月26日 |
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年の瀬の慌しい時期に引越しをしました。永年住み慣れた街の風景をデジカメでたくさん撮りました。想い出を塵でよごさないように、部屋もきれいに掃除しました。丁寧に掃除して、見せ掛けだけの「きれい」にはしまいと心掛けました。 |
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12月14日A |
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昨日の銀座TACTもすばらしかったです。三根信宏は風邪が治りきっていないのに26曲も。頑張りますね。名古屋は大丈夫かな?シャープホークスのサミーとジミーも遊びに来て、1曲唄いましたが・・・来年のNHKの練習かな? |
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12月14日@ |
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引越し準備に追われています。ホームページ更新も頑張らないと。 |
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11月29日 |
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元気なペースマン伊藤昌明です。シャープ・ファイブの後、宮間利之とニューハードや、故宮川泰が率いた「名匠・宮川組」に在籍、モンタレージャズフェスティバルにも出演したスゴ腕のプレーヤです。現在はスタジオプレーヤとして超売れっ子。今年4月22日の星陵会館コンサートの日は、五木ひろし韓国ツアーで演奏していた為、来られませんでした。トップページのNEWSにも書きましたが、伊藤昌明のバンドが12月7日金曜日に東京五反田のライブハウス「ロッキー」(03-3491-8170)でジャズライブをやります。19時からです。三根信宏も、シャープ・ファイブのファンの人達も集まるようです。井上も行きます。ロックもいい、ポップスもいい、でもジャズもいいですよ。ぜひ来てください。 |
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11月16日 |
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学びの場がない・・・算数やら化学やらは学校で学べますが、人としての生き様について教えてくれる所が、今ありません。両親も教えてくれない、おじいちゃんも、おばあちゃんも、近所のおじさんも、おばさんも、教えてくれない。政治家も役人も。しかし、その「教えられなくなった事」の中に、最も大切なことがある・・・それに気づいている人が大勢いると思います。 |
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11月9日 |
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小石川ロータリークラブの皆様と、楽しいひとときを過ごすことができました。平均年齢69歳!私と同年齢と伺っていましたので、年齢的にそろそろ「お疲れ」の皆様に、元気な井上を見ていただこうと思ったら・・・逆に、皆様の元気に圧倒されました。信念を持って生きている人はエネルギーに溢れ、活き活きと輝いています。 |
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11月5日 |
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人間を「商品価値」として見る現代社会では止むを得ないのかもしれないけれど、テレビや報道などマスメディアを通じて見る「人間の価値」は、娯楽の世界の「商品価値」となっているようです。真の人間としての価値は?あまり問われることもありませんね。「面白くない」からでしょうか。いちばん大切なことが抜ける・・・怖いことです。最近感じるのですが、特にスポーツの世界で「スター」といわれる人間を「商品」として扱ってしまう傾向。気になります。商品価値という尺度で人間を見てはいけませんね。 |
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10月31日 |
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若い頃、将来どの道を進もうか考えるとき、選択肢はいくつもあったように思います。ところが、人生終盤にさしかかり、あらためて振り返ってみれば、自分には今のこの道しかなかった。すなわち「他の選択肢は無かった」ということがわかるのです。人生は不思議です。 |
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10月26日 |
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私が写真を撮るということ、撮った写真をこのページに載せるということは、私の心の紋様、心象風景を知ってもらいたいという「甘え」なのでしょうか。心の中を上手く説明できないので、こんな景色が、こんな様子が、今の私の心のありようです・・・と理解していただきたいのです。自然の景色が、私の心の比喩だと思ってください。文字で長々と説明するよりも、もっと理解していただけるとよいのですが。随分と手前勝手で都合のよい言い方ですね。でもデジカメにはハマッテいます。 |
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10月23日 |
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建て替える為でしょうか、古家を壊して更地になった住宅街の一角です。手入れされた公園とは違って、雑草も伸び放題。こんな雑草が好きです。密集した住宅街にポカッと空いた空間、好きです。ここの地面は、何十年も家の下敷きになって太陽を見ることがなかったのでしょうね。何十年ぶりに陽が当たったのかな、新鮮な空気は、さぞ美味かろうな・・・ |
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10月19日 |
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飛騨萩原の駅です。意外ときれいでしょ。近所を散歩して、出合った地元の人と話をしました。特に、農業をなりわいとしている人と会って、スゴイと思いました。私と同年輩か、少し上の人達、特にスゴイ。寡黙で、静かで、落ち着きがある。その人生、地に足が着いているのです。それに比べて、都会で、芸能界で、七十年生きてきた私は、なんと薄っぺらで、軽はずみで、浮かれているんだとう。なんと口数の多い、落ち着きのないのだろうか。少々恥ずかしい・・・ |
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10月16日 |
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10月11日の銀座TACTの三根信宏ライブ。楽しかったです。 |