痴漢をした罪に問われ実刑が確定していた植草一秀元大学教授を収監 懲役4カ月
電車内で女子高校生に痴漢をした罪に問われ、懲役4カ月の実刑が確定していた植草一秀元大学院教授(48)が3日午後、収監された。
植草元教授は2006年9月、京浜急行の電車内で女子高校生のスカートの中に手を入れて下半身を触るなどしたとして、東京都迷惑防止条例違反に問われた。
植草元教授は、一貫して無罪を主張したが、1、2審ともに懲役4カ月の判決を受け、最高裁への上告も2009年6月に棄却されたため、実刑が確定しており、3日午後、収監された。
植草元教授の弁護団は、記者会見を開き、「再審請求も視野に入れて、本件が冤罪(えんざい)であることを訴え続けていく」との声明を発表した。
(08/03 18:51)