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石井vs吉田が決定的に!リング上で挑戦状

 リング上に並んだ(左から)瀧本、吉田、石井、泉=さいたまスーパーアリーナ
 リング上に並んだ(左から)瀧本、吉田、石井、泉=さいたまスーパーアリーナ

 「戦極〜第九陣〜」(2日、さいたまSA)

 新旧の柔道王対決が決定的になった。北京五輪柔道100キロ超級金メダリスト、石井慧(22)が休憩明けにリングインし、11・7両国国技館大会か来年初頭の大会で行われる予定の総合デビュー戦の相手として、バルセロナ五輪78キロ級金メダリストの吉田秀彦(39)に挑戦状をたたきつけた。

 石井は吉田、シドニー五輪81キロ級金メダリストの瀧本誠(34)、やはり戦極と契約したアテネ五輪90キロ級銀メダリストの泉浩(27)と「柔道トップチーム」として入場。「初戦の相手で、この中に戦いたい人がいます。それは泉先輩…ではありません」とアピールした。

 瀧本は3階級下のウエルター級とあって唯一、該当する吉田は「みんなライバル。もしかしたら戦うこともあるかもしれない。そのときは先輩後輩は抜きにブン殴って下さい」と事実上の“受諾”。戦極を主催するWVRの國保尊弘取締役は「外国人も含めて2〜3人の中からやりたい相手がいる」という石井の意向を明かした上で、石井が来年初頭の大会でデビューの場合は「吉田戦となる可能性がある。吉田としても引退をかけるような試合になる」と、大一番の実現に意欲を示した。

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