輪島功一氏、３２年ぶりの「カエル跳び」も！？…「超おやじファイト」参戦

　プロボクシング元世界スーパーウエルター級王者の輪島功一氏（６６）が約３２年ぶりにリングに“復活”することが２日、分かった。３０日に大阪府立体育会館で行われる興行のエキシビションマッチに登場。６０代同士の「超おやじファイト」に参戦する。

　三度頂点に返り咲いた元世界王者が異例の挑戦を受けて立つ。相手は、輪島氏が４１年前に４回戦でＫＯ勝ちした金子俊昭さん（６０）＝会社経営＝。きっかけは金子さんからの「元気のない団塊世代とボクシング界を盛り上げよう」というラブコール。「（当時）１９歳が２５歳に負けたら、俺でももう１回やりたいと思うね」と引き受けた。

　現在はジムで後進の指導にあたるが、グラブは３０年はめていない。金子さんが「本気で倒す」という３分２回に「俺は駆け引きを考える。ヘタレガエルかもしれないけれどみんなが見たいものを見せるよ」と、かつて世界戦で見せた「カエル跳び」の奇策披露も予告した。ボクシング史上例を見ない、合わせて１２６歳のリベンジマッチで日本を勇気づける。