韓国ではこんなことで逮捕されてしまいます。韓国ではネット上で書きたくても書けない、公の場で言いたくても言えない理由がおわかりかと思います。マイミクのKさんも日記に書いていたけれど、もし、この外国人たちが「韓国最高!」的な演劇をしていたら、「外国人も賞賛する韓国文化」、「世界に誇る伝統」とかいうタイトルで記事になっていたはず。こういうことを公の場できてしまう彼らは恐らく韓国に来て間もない外国人だろう。
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演劇で韓国文化を蔑視…外国人講師16人摘発釜山地方警察庁国際犯罪捜査隊は14日、韓国の文化情緒を蔑視(べっし)する内容の演劇を公演した外国人講師16人を公演法違反の疑いで摘発、このうちJ氏(37)=米国人=など9人を書類送検した。
警察はまた、残り7人に対しても同様の容疑で捜査中だ。
警察によると、J氏らは今月1日から二日間、午後10時から午前0時30分まで、南区近くの某劇場で『オリエンタル・ストーリー』という演劇の公演を行い、韓国人と外国人の観客150人に、一人当たり入場料7,000ウォン(約880円)を受け取って入場させ、映像物等級審査委員会の推薦を受けていない演劇を計4回公演した。J氏らはこの演劇で、韓国人の文化や生活などを風刺した演劇をしたり、歌を歌ったりした疑いをもたれている。
J氏らは米国国籍で、E-2(会話指導)、E-1(教授)ビザで入国し、釜山地域の大学や小学校、外国語スクールなどに講師として在職している。
警察の調査の結果、J氏らは韓国人の生活文化を風刺し、迷信文化、犬食文化、熱しやすく冷めやすい気質などを素材にした演劇を上演した。===============================================================
去年いた職場ではこんなことがあった。僕ら外国人講師はなぜかTVカメラや新聞記者の集まる大学主催のチュソク(韓国お盆)行事に無理矢理参加させられた。その日の夜のニュースでは「外国人教師に韓国の伝統文化を体験してもらう行事が開かれ、外国人講師たちは伝統的な料理や遊びを楽しんだ」といった感じで放送されていたけれど、実際は「はい、ここでお辞儀をして」、「あぁ、今のだめ。もう一度投げて」、「あなた韓服着てここに立って」、「あ、もっと笑顔で」と全てが大学の宣伝のために作られたものであった。そのときもTVカメラがいなくなった途端に参加していた韓国人教授も一気に姿を消し、ある教授は僕に「今日はありがとう」と言った。「外国人のため」の行事じゃなかったのか?
今回の事件、逮捕の前にどうして彼らが韓国を批判するような演劇を上演したのかを考えるべきじゃないのかな。今日はもうこれぐらいにしておきます。