押尾学容疑者を逮捕 MDMA使用の疑い警視庁麻布署は3日、合成麻薬MDMAを使用したとして、麻薬取締法違反の疑いで、俳優の押尾学容疑者(31)=川崎市=を逮捕した。麻布署によると、尿検査でMDMAの陽性反応が出た。 押尾容疑者は「2日に知人からもらった固形物を飲んだが、違法な物とは思っていなかった」と容疑を否認している。 2日夜、東京都港区の六本木ヒルズのマンションの部屋で、30代の女性が死亡しているのを訪ねてきた男性が見つけ119番した。 この部屋に押尾容疑者が出入りしていたことから、麻布署は3日午後、女性の死亡について押尾容疑者から事情聴取。押尾容疑者の手が震えるなど薬物中毒の症状が見られたため、任意で尿検査をした。司法解剖の結果、女性は死後1日以内で外傷はなく、死因は不明だった。 麻布署は今後、押尾容疑者の関係先を家宅捜索するなどして薬物の入手経路を捜査するとともに、女性が死亡した経緯についても調べる。 所属事務所のエイベックス・マネジメントは3日、ホームページで押尾容疑者との契約解除を発表。「契約に違反する行為をした。詳細は追って報告する」としている。 押尾容疑者は「LIV」というプロジェクト名で音楽活動をしてきたほか、映画やドラマにも出演。2006年11月に俳優の矢田亜希子さんと結婚した。 【共同通信】 |
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