2009-08-04 00:17:20

記憶とは切なく儚いもの。

テーマ:ブログ
記憶とは切なく儚いものだと





最近認識してきている



自分がいた。









部屋が変わった…



自分の中に




まだ残っている何かが消したくて



決して忘れたい訳ではないの、





ただ


ただ…


ね。




あのままだと





自分が前に進めないっていうか




気がかりみたいな…






何かが残っちゃっていて




消したいのにどうもがいても





無理で…





そんなのがあったからさ。






いつの日にか





私は恋愛に病んでいて





怖くて








でも弱音はけなくて







冷たく






さめきっていた、






恋愛に血がかよっていなかった







誰かに頼ろうとか





幸せを誰かとわかりあうとか



分かち合おうとか






そんな事






しようと思っても



出来ない



どん底にいたの。






そんな私に



『恋愛』という楽しさを




もう一度教えてくれた。







単純に二人でいるだけでなんで





こんなにむしょうに




楽しいんだろって




小さな事で笑って

ささいな毎日がすごく



幸せだった。







部屋がかわっても





私の左手の温もりだけはまだ消えない。








どんな辛い事があっても



あの部屋には帰ってくる。





だから何だって


安心できた。






『じゃそろそろ帰ろうか~?』






当たり前のように





同じ部屋に帰る。















あんな自分には





もうなれないだろうし




なるのが怖いくらいだから、









このまま






どこだっていける。





ついてくし




ついてきてくれる確信があった






救ってくれたんだよね。




でも私がバカだから






せっかく私を一番に思ってくれた相手に





たくさんのキズをつけたまま







その温もりはなくなった。








ありがとうも






ごめんなさいも




言えなかった。






近くにいて当たり前だと思ってしまった





私があさはかだった。








記憶は消したいと思うほどそう簡単には





消えなくて、







ふと気づいたら簡単に




忘れているものだ。





引っ越しの荷物の整理がやっとほとんど終わった。






親が来た時に




いろいろ広げていて






ちょこちょこ





彼のものが紛れていた。




親は



『あなたは彼と


本当に一緒に生活してたんだね。』








『うん、紛れてるもの結構あるよね。』






確かだったんだなって







初めて家族以外と






生活を共にしたから。






あの頃は






安定剤や抗うつ剤や




強い睡眠薬はいらなかった。













いなくなっても



相手が私の事


忘れたとしても、





足跡は確かに残っている。






現在はそんなに甘くない。









またこんな私にだけど





誰かが






また楽しい日々が来ること





教えてくれる日が





来るかな…?

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