犯罪をすることは悪くないと思います。また、今の犯罪者はわざわざ手を汚しているだけで、損をしていると思います。
というのは、場合によっては犯罪によらないと自分たちの利益を防衛できない場合もありますし、あるいは犯罪をしないと生存できないような人たちもいます。また、まともに人類益だけで考えるのではなく、ダニや微生物などを防衛するための正当防衛や緊急避難として構成してはどうでしょう。もちろん、人権は人間にしかなく、また動物の権利は制限されていますが、理論としては一応は成り立つのではないかと思います。そういうつもりがあるかどうかは知りませんが、一応一理あると思います。
また、法が多数派の利益を防衛することにあると言っても、人類だけではなく他の微生物も考慮すれば、一見正当な実力行使であっても、そうすることが逆に動物全体から見た損失につながる可能性があります。というのは、人間は一生に数万数億くらいは他の生命を奪う(自分の友達からきいた話では、10億とも)と言われ、それだけの数の、他の動物(それも大抵は人間)の命を救える人がこの世にそういるものだとは思えません。ならば、逆に反社会的な人を暴れさせ人類の数を減少させた方が、生命体全体の利益にはなります。
もし仮にその人たちが10億以上の生命を救う実力を行使することが確実であったり、その人たちがそのより多数の生命救済という目標実現に寄与するとしても、その人たちがいなくてもできるのであれば、その人たちが生きる必要はない訳で、必ずしも被害者とその仲間たちの立場に立つ必要はないでしょう。また、仮に犯罪者を抹殺した方が生命体全体の利益につながるとしても、それでも抹殺した人たちとその仲間たちが生存し、殺戮していることには変わりありません。
また、一部の過激と言われたりする宗教団体などは、神の名を借りて犯罪行為をしていますが、大抵は嘘だろうとはいえ、万が一それが神の指令であったらどうかということは考えられていません。科学で全てが解明できるとは限らないので、何かの霊的現象を通じてその人たちに命令していることもあり得ます。それが仮に邪神であったとしても、神は神であり人間の上位にある存在です。
あと、今の犯罪者は単純に犯罪行為をしているだけで、なぜ政治的スローガンとか、何かのテーゼなんかをつけないのかが分からない。犯罪行為そのものだけで判断すれば、過激派とかでさえもそれは良くないと言うでしょう。ちゃんと自分の主張をつければ、社会問題が明らかになる契機となるはずです。
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