岡山放送局

2009年8月3日 19時26分更新

鳥インフルエンザに備え研修


県内でニワトリなどの鳥に鳥インフルエンザが発生した場合に備え、養鶏場の消毒やニワトリの処分にあたる県の職員の研修会が行われました。

研修会は、おととし高梁市で鳥インフルエンザが発生して以来、各地の県民局で開いているもので、3日は岡山市北区の備前県民局で職員およそ50人を対象に行われました。

はじめに担当者が、養鶏場の消毒といった作業にあたる時には自らがウイルスに感染しないよう細心の注意を払う必要があることなどを説明しました。

この後、実際の作業の時に使う防護服を着用する訓練も行われ、職員はインフルエンザウイルスが中に入らないよう、顔や体を完全に覆う形で防護服を着込む方法を学びました。

さらに、作業が終わった後を想定して服についたウイルスに感染することがないように手袋や防護服を裏返しながら脱いでいく方法を確認していました。

おととしの高梁市の感染では養鶏場で飼育されていた1万羽余りのニワトリが処分されていますが、その後、県内では大規模な鳥インフルエンザの発生は確認されていません。