この前の報告。
告白できなかった。
俺、ヘタレ過ぎｗ
でも、ラ研のチャットで相談に乗ってもらったんですが、もし恋人同士になってもあまり会う機会がないと女の子はさびしいだけだそうです。まぁ、僕と〈初恋さん〉は学校が違うというか、５０キロメートル以上離れています。同棲がゼロ距離恋愛というなら、近隣は短距離恋愛で県内だけど離れているのが中距離恋愛でしょうか。そう考えると僕らは中距離恋愛になってしまいます。付き合っても、辛い思いやさびしい思いをさせてしまうのでは、僕も居たたまれません。
〈初恋さん〉は将来、声優になりたいといっていました。なら、上京するということではないか？　そう僕は捉えたのです。僕もこの田舎町を飛び出て、都会の大学に進学したいと考えています。まだ十分に時間はあるのです。〈初恋さん〉が嫌じゃなければ一緒に東京に行きたい。また、その時に想いを伝えようと思います。ですが、今の僕は早く付き合いたくて付き合いたくて仕方ない気持ちに苛まれていますので、悶々としたカオスライフを送ることになるでしょう。
一方、僕が期待していない進路、というものがあります。それは、二人の片方が県に残る、というものです。〈初恋さん〉は声優にならず、自宅の農業を継いで、僕が上京した場合、本当に長距離恋愛になってしまいます。逆の場合も然り。
あまり考えたくないけど、可能性としては両人とも県にとどまる、というもの。これは、夢が叶わずに終わってしまった、の場合が高いです。僕は小説家になりたいわけですし、大学卒業は必須だと考えています。〈初恋さん〉は、挑戦する機会があるから頑張って欲しい。もしも、僕がだめでも、せめて〈初恋さん〉だけでも幸せな暮らしをしてもらいたい。
僕はこれから、完全に小説に付きっ切りになるだろう。前にも述べたかもしれないが、『忙』という漢字が心を亡くすと書くように、こういった鋭利で心に突き刺さる現実を考えなくても済むと思います。そんなことのために小説を使うというのは、小説に失礼な気もします。言い換えましょう。
恋愛の延長線に僕の描きたい小説がある。

幸せなお知らせ。
一昨日、〈初恋さん〉と仙台をぶらり。
かわいいなぁ。見るたんび、そう思う。
普通はさ、高校生の男女が並んで歩いていたら、恋人だと思われんだろ。俺たち、そういう風に見えてたらいいな。
恋人って関係じゃないんだよね。まだ、告白未遂だし。
夏祭りとかあったら、誘おうと思ったけど、友達と行くんだってさ。もう少し、隙を見せて欲しいな。なら、こっちが隙を作るべしっ
いやいや、隙とか作り方わかんねーし。
何か、いい方法ないかな。
あとね。
明日は俺から会いに行くんです！
告白は、しないつもり。
好感度ＵＰを狙い、さりげなくフラグを立ててこよう。
え、そうだよ？　〈初恋さん〉の家だよ。いいじゃんいいじゃん、幼馴染なんだから。まぁ、えっちーことできないのが玉に瑕か。あー、煩悩があると楽しいなァ！
うっしゃあ、髪の毛洗ってくる（←二日サボってた
報告待ってろや！

カラオケ行った。
相手は片思いのあの方。人数は僕含めて二人。部屋の中には僕と彼女だけの空間。
L字型ソファーの端に座る僕。同じく反対側の端に座る彼女。牽制か。
音楽が流れ出す。始めは彼女。途中で頼んだウーロン茶が届く。

そのまま、時は過ぎていく。

告白？
ムリポ。喉が枯れて声が出ない。勇気も底を尽いた。
今日も僕の居場所は、彼女から遠いところにあった。

世界は美しくなんかない。
――本当だ……現実は汚れてるんだ。
つくづく、そう思えるようになりました。何故？
理由、今日からメガネをかけることになったからです。メガネってすごいですよねー。今まで綺麗だなって思えたモノも、こうしてくっきり見えると所々汚れてたりするんです。しかも、最近のメガネはたった一時間で作れるんです。アイザワに拍手！
このように、世界は綺麗じゃないと思えても、やっぱり僕は――

――彼女が好きだ。

明日、会います。
だから、このスレ見てるみんな。
僕に力をください。怖くて、せっかくシャープな世界が歪んでしまいます。

Ａ「この前、交換小説してなかった？」
Ｑ「めっきり友達と会わなくなったら、自然消滅」
うわ、あきらめはやっ！
リレー小説〜♪リレー小説〜♪

ここで、問題発生。
僕はどうやって彼女に告ればいいのでしょうか？　彼女にどう言えば、いいのでしょうか？
ぜんぜん、そういうのに知識を持ってないオタクに、誰かご教授ください。

みなさん、はてなようせいさんを知ってます？
はてなようせいさんは、ベネッセ小学一年生付録DVDについてくるんです。そうです。ベネッセです。しまじろうやコラショでお馴染みの通信教育です。
はてなようせいさんは、第四の試練に出てくるアシストキャラです。さんすうロボを倒す時にすさまじい魔力でロボを別世界へ逃亡させぬようにします。
主人公のゆうきくんは、さんすうロボを倒すためにこれ（名称不明の逸品）を使います。
「この問題でどうだっ！」
　ロボの胸に一〇個のライト。そのうちの七個が光る。
「これを一〇個にするためには、あと何個必要だ？」
　ゆうきくんは、右手に輝くコラショからのこれを見て、
「コラショのおかげでぼくは、試練をクリアできる……！」
　時計とチョークはほとんど戦力外通告でもがんばってロボを止める。彼らを思い浮かべるゆうきくん。さきほど、かわいらしすぎる登場で場に華を差し入れたはてなようせいさんも思い浮かべる。
『くるくるくる……くぱぁっ！！』
　ゆうきくんは、深い思い入れがあるのか最後にはてなようせいさんを思い浮かべて、
「三だーッ！」
　突如、ロボの頭上に落雷が発生しロボは爆発した。『サンダー』と『三だー』でもかけているのかは置いといて、ゆうきくんはさんすうロボを倒して第四の試練をクリアしたのだった。
はてなようせいさんは、萌えです。
「ちゃんとおなまえシール貼ってね？」
なんて聞かれたら、
「僕、はてなようせいさんに貼ってもいい？」
「うん、いいよ！　……でも、わたしはゆうきくんのものになっちゃうのかな？」
ああ、妄想。
今日はこれくらいにしておきます。

初恋報告。
告白もできずに三日が経ちました。
僕に両面テープをくれたり、とても優しくて体が心臓になってしまったような感覚に襲われました。
いつになったら僕は、想いを伝えることができるのだろうか？