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【週刊韓(カラ)から】夏休みに“地獄”のキャンプ体験 韓国陸軍空挺部隊で (2/3ページ)

2009.8.2 13:00
このニュースのトピックス外信コラム
韓国陸軍の“地獄”のキャンプで毒ガス訓練を体験する韓国の少年たち韓国陸軍の“地獄”のキャンプで毒ガス訓練を体験する韓国の少年たち

 韓国陸軍では、この韓国最強部隊の訓練を中学生以上の一般人が体験する3泊4日のキャンプを2003年から実施している。参加料は4万ウォン(約3000円)。今回の夏季キャンプには、6カ所の空挺部隊に計1173人(男767人、女406人)がインターネットを通じて申請。うちイーグル部隊には212人が参加した。

 キャンプは、体力や精神力を育てながら「自分にもできる」といった自信をつけ、一生忘れられないような思い出を作るのが目的だ。これまで約1万2000人がキャンプに参加した。

 親の薦めで参加する中学・高校生が中心だが、中には77歳の高校の校長や女子大生、主婦も参加するなど多彩だ。茶髪や長髪、耳にピアスをした少年や肥満児の姿もみられ、“今どき”の韓国の若者たちもかなり集まってきていた。

 訓練を指導していた上官らは“鬼軍曹”のイメージとはほど遠く、みなフレンドリーで優しい「お兄さん」「お父さん」といった感じだった。それでも訓練中は「分かったか」「もっと大きな声を出せ」「もっと早く動け」と常に命令調。軍隊式身のこなしに慣れていない少年たちが、おどおどする場面もあった。

 キャンプでは、人間がいちばん恐怖心を感じるという地上11・5メートルの高さからの降下訓練や軍隊の訓練の中でいちばん過酷とされる毒ガス訓練なども行われていた。

 毒ガス訓練は、ガス室に入ってから防毒マスクをはずして、その威力を体感する訓練だが、参加者はみなせき込んだり、涙を流しながら苦悶(くもん)の表情を浮かべてガス室から飛び出してきた。

 キャンプを取材していた韓国人記者らは軍隊で毒ガス訓練を経験済みとあって、その苦しさをよく知っているだけに、「軍隊に行ったら嫌でも体験しなければいけないのに、何でわざわざ毒ガス訓練なんか受けに来るのかな」とキャンプの参加を理解できない様子だった。

このニュースの写真

韓国陸軍の“地獄”のキャンプで毒ガス訓練を体験する韓国の少年たち
毒ガス訓練が行われていたガス室
毒ガス訓練を受け、ガス室から飛び出してくる少年たち。みな涙や鼻水で顔がくしゃくしゃになる
毒ガス訓練を受けた後、上官に顔に水をかけてもらい付着した毒ガスを洗い流す
韓国陸軍“地獄”のキャンプに参加した少年たち
ボート漕ぎ訓練を受ける女性の参加者たち
毒ガス訓練を受けるため、防毒ガスを装着するキャンプの参加者ら
炎天下のグランドで行われた訓練
“敵”に水をかけるのもボート漕ぎ訓練の一環?
“敵”に水をかけるのもボート漕ぎ訓練の一環?
ボートを持ち上げる訓練
11メートルの高さから降下する訓練
飯ごう炊飯で炊いたご飯を囲み野外で昼食
キャンプ仲間と仲良く野外で昼食
降下訓練に参加した女子大生

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