2007ミス・インターナショナル世界大会(国際文化協会主催)が15日、東京都内のホテルで開かれた。61カ国・地域を代表する「美の親善大使」の中から、メキシコ代表のニュースキャスター、プリシーラ・ペラーレスさん(24)が世界一に選ばれた。日本代表の白田久子さん(25)は15人のファイナリストに残る健闘をみせたが、3位までには選ばれなかった。
ミス・インターナショナル世界大会は、60年に米カリフォルニア州で初開催され、68年以降は主に日本で開催されている。今年で47回目。各国のミスたちは先月30日に来日し、京都や鎌倉を訪れて日本の伝統文化に触れるなど親善交流に努めてきた。
オープニングでは61人の候補者が色彩豊かな民族衣装で登場、アルバ(オランダ自治領)代表のジョネラ・オデゥベールさん(19)がミス・ナショナルコスチュームに選ばれた。続いて行われた水着審査では、各国代表が次々に美しい水着姿を披露、会場からはため息が漏れた。ドレス審査では、各候補者が個性的なイブニングドレス姿を競い合った。
最終選考では15人に絞られたファイナリストが「ミス・インターナショナルに選ばれたら」というテーマでミニスピーチをした。白田さんは「理不尽な環境で生活を強いられている人たちが、今この瞬間もいることを意識したい」と話し、ペラーレスさんは「子供たちの権利を主張していきたい」と語った。
ミスに選ばれた瞬間、ペラーレスさんは拳を握りしめて喜びを表現。「この場にいる全ての人にお礼を言いたい。夢がかないました」と満面に笑みを浮かべた。準ミス2位にはギリシャ代表の学生、デスポイア・ブレパキさん(22)が、準ミス3位には、ベラルーシ代表の学生、ユリヤ・シンジイェバさん(20)が選ばれた。【デジタルメディア局】
2007年10月16日