愛猫福(オス20歳)が一生を終え、夕方6時過ぎに未来に向かって旅立ちました。
タロットカードの”死”は何かが終わることで、また新しく始められるのだという意味を持つと言います。
19年前初めてうちの庭にやってきた時、足が不自由な子でした。
それをすぐ手術してもらったんですが、骨の手術はその後長く痛みが残るものだったみたいで、誰もわかってくれない〜というような表情をする子でした。
手術してよかったのかどうか悩んだ時期もありました。
でも何年かしたら誰よりも早く走リ、飛び上がっていました。そして高齢になってからもそれは続きました。
でもそれ以外にも、ガン体質で何度も手術をして、それでも20歳まで生きぬいた福でした。
最期は神様とご先祖様に必死でお願いしました。
苦しくありませんように、苦しくありませんようにと。そしてありがとうと。
よく頑張った分、神様が御褒美をくださいますよと言いきかせて送り出しました。
でも今しばらくはまだ我が家にいます。
お花を抱かせるように箱に詰めて、好きだったお刺身を供えました。
明後日霊園からお迎えが来るまで一緒です。
でもやはり…
覚悟していたとはいえ想像以上の悲しみが襲ってきて、何をどうしたらいいのか今はまだ落ち着きません。
しばらく時間をください。