「日本ライト級タイトルマッチ10回戦」(1日、後楽園ホール)
挑戦者・近藤明広(日東)が、王者・三垣龍次(M・T)を1回45秒TKOで破り新王者となった。開始早々に右フックでぐらつかせ、連打でレフェリーストップ。1回45秒TKOは、日本ライト級タイトル戦では最短記録で、日本歴代では日本フライ級タイトル戦(内藤大助-小嶋武幸=内藤勝利)の1回24秒KOに次ぐ2位タイの記録だ。
小坂克巳(ライト級)以来、53年ぶりに日東ジムにベルトをもたらした近藤は「ジムの伝統を守ることを考えていたから、本当にうれしい」と笑顔をのぞかせた。