公明党の太田昭宏代表は31日、JR名古屋駅前で演説し、30日投票の衆院選で、公明党が解散前に保有していた比例東海ブロックの3議席の維持を訴えた。7月21日の衆院解散後、政党の党首が東海3県を訪れるのは初めて。2日には麻生太郎首相が愛知県入りする予定だ。
太田代表は「高齢者や障害の方、お子さんをバックアップする日本をつくっていかなくてはいけないというのが公明党の魂」「今回の衆院選は今日のように風が吹いたり雨模様だったりだが、3議席を死守する」と力説した。
また太田代表は「定額給付金を実現したのが公明党。高速道路無料化と言って何もしていないのが民主党」などと民主党を繰り返し批判し、詰め掛けた800人(公明党県本部発表)の支援者を沸かせた。【月足寛樹】
毎日新聞 2009年8月1日 2時17分