弘前市の久渡寺で、大変珍しい「タカチホヘビ」が見つかり、こどもの森ビジターセンターに展示され人気を集めている。
タカチホヘビが見つかったのは今月5日。弘前市公園緑地協会の桜庭健安さんと大瀬将司さんが、作業中に発見した。
「最初はジムグリの赤ちゃんかと思った」と桜庭さん。しかし体に縦に入った線や、うろこの特徴から「タカチホヘビ」と判明した。
タカチホヘビは、青森県版レッドデータブックでAランク最重要希少生物となっており、県内で公に記録が残る形で発見されたのはわずか6例目。
体は小さく、表面には真珠のような光沢があり、夜行性。体長50センチぐらいまで成長するとされるが、今回見つかったものは子供で手のひらに乗る大きさだ。
夏休み期間中展示する予定だが、暑さが厳しくなった場合早めに山に放すとのこと。
【写真説明】目にすることが珍しいタカチホヘビ