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民主・岡田幹事長、日米FTAでは農業に配慮
掲載日:09-08-01
民主党の岡田克也幹事長は7月31日、党本部で開いた会見で、衆院選マニフェスト(政権公約)に盛り込んだ米国との自由貿易協定(FTA)締結について、「現段階で具体的な議論をしているわけでないが、交渉をする際には農産物の扱いが当然、大きなテーマになるのは間違いない。しっかり国益を踏まえて交渉したい」と、農業に配慮する考えを示した。
岡田幹事長は「(政権公約で)日米間のFTAを結ぶことを目標に、政策として明示したが、無条件で結ぶわけではない。いろいろと条件がつく」とも述べ、日米FTAは条件次第であることも強調した。18日の衆院選公示日までに完成させる政権公約の最終版に向け「いろいろな要望が寄せられている」とし、追加や補足などを検討していることも明らかにした。