タシュクルガンの土産店
2009年8月2日
バザールの中の土産物店です。パキスタンでは金属製だった器が、ここタシュクルガンでは同じような形の陶磁製で並んでいました。また、壁に掛かっているシャルワーズカミーズに似た服も、パンツでなくスカートでした。(写真①)
タシュクルガンの中心部から離れたところにも土産物店がありました。タジクの楽器や民族衣装がかけられていました。写真②には、タシュクルガンのシンボルになっている広場の塔の上で羽を広げている鷹の置物や楽器、それにネクタイにスーツ姿で、タジクの帽子と腰に帯を巻いているマネキンが写っています。
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壁に赤い布の張られた店内には、色鮮やかな民族衣装や装飾品などが並んでいました。写真③の小さいものは子供用のようです。明るい色のワンピースに金で縁どりをした黒いベストを重ねるのが特徴のようです。
壁に掛けられたベストや帽子、バックなどには、タジク族独自の刺繍がほどこされていました。
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土産物店に並ぶ品々は、アッパーフンザからタシュクルガンに入った私には、タジク文化とワヒ文化の似ている部分が多く目につきました。
(写真・山本質素/文・山本質素、中島とみ子)