07-08-25
■[Queer][Survival] イラン人レズビアン、ペガーのイランへの強制送還に反対します。
以下 http://pega-must-stay.cocolog-nifty.com/blog/2007/08/post_2abb.html より抜粋、転載。
オンライン署名はFree SEGADA11のときと同じ、名前とメールアドレスを入力・送信するだけでOKの簡便なシステムなのでおすすめ。
(略)
まずはコチラをお読みくださいませ。ちょっと長いが。
イギリスのレズビアンが以下のサイトを日本語に訳してくれました。
http://www.indymedia.org.uk/en/2007/08/379484.html
ことによって影響力があるかもしれないので、
できるだけ多くの人に読んでいただければと思います。
転送どこまでも歓迎です。
ーー以下訳文ーーー
「127条から134条まではレズビアンの性的関係について言及するものである。レズビアン同士の性交への罰則はむち打ち100回、また3回以上繰り返された場合は死刑である。」
英国内務省, イランに関するガイダンス資料, 2007年2月27日
http://www.ind.homeoffice.gov.uk/documents/countryspecificasylumpolicyogns/iranogn?view=Binary
ペガー・エマンバクシュはイラン人の女性で、イギリスで2005年に難民認定の申請をしました。しかし、彼女の申請は認められませんでした。そして、今月シェフィールドで逮捕され、現在入国管理局の収容所におり、8月28日の午後9時35分発の英国航空BA6633便でイランに強制送還されることになっています。
もし、イランに強制送還となった場合、投獄され、石打ちにより処刑される危険に面しています。イランでは彼女の性的指向(女性として女性と関係を持ったこと)が罪であるのです。
ペガーは彼女のパートナーが逮捕され、拷問を受け、石打ちによる死刑に処せられてから、イランを脱出し英国で難民申請を行いました。当時、彼女の父親も逮捕され、彼女の居場所について尋問されました。彼自身も拷問を受けましたが、その後解放されました。
ペガーがもしイランに戻るとしたら、迫害を受ける恐れを有するに十分すぎる理由があります。
彼女はイランで周知の通り厳しく迫害されている特定の集団(ゲイ、レズビアン)に属しています。
イランの人権活動家によると、1979年にホメイニ師が政権を掌握して以来、多くのレズビアンやゲイが処刑されてきました。イギリスの同性愛者人権団体Outrageは次のように述べています。「イラン・イスラーム共和国は地球上で最もホモフォビックな国と言っても過言ではない。LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)の人々への拷問と処刑は政府主導で行われ、宗教により支持されている。これは国際的に批准されている国際人権規約への重大な挑戦である。」
ペガーの難民申請が却下された2005年の秋と比べて、新しい大統領とともにイランは更に保守化しています。2006年、ドイツの裁判所では、セクシュアリティにより死刑とされる恐れがあるため、イラン人のレズビアンは強制送還されるべきではないとの判決が下されました。
英国政府はイランで同性愛者が置かれている厳しい現状について十分承知しているにもかかわらず、入国管理局は彼女がイランに戻った場合に危険にさらされているということを信じないというスタンスを取っています。
英国外務省のキム・ハウェルズは、リンダ・マクアヴァン欧州議会議員への別件についての手紙の中で「イランの人々の基本的人権の保障はひどい状況で、事態はますます悪くなっている」と認めており、イランで死刑執行、公開処刑、石打ちによる死刑などが増加していることに懸念を示しています。キム・ハウェルズは同じ手紙の中で、英国外務省の死刑に関するポリシーは明確であり、すべての死刑に反対するものである、としています。
ペガーの性的指向はペルシア語、ファルシ語への翻訳を含むインターネットでのキャンぺーンで言及され、彼女はもともと自分でカムアウトしているレズビアンでしたが、今や国際的に名を知られるようになりました。ペガーのストーリーは政府に支持されているイラン国内の主要なニュースサイトでも取り上げられています。
深刻なメンタルヘルスの問題を抱えながらも、ペガーはシェフィールドの地域コミュニティの一員として、難民へのサポートを行う北部難民センターのためにボランティアとして働くなど、アクティブに活動してきました。コミュニティの中で彼女は尊敬されており、彼女を知る人たちはイランに戻ったときの迫害の深刻さを理解しています。
ペガーの担当医師はもし彼女が強制送還されることになったら、「致命的な精神的ダメージを受け、精神の破綻はまぬがれないだろう」と警告しています。今こそペガーの強制送還を止めさせるためにともに行動してください。
ペガーの住む地域の国会議員リチャード・カーボーンの要請により、先週予定されていた強制送還は来週の火曜日まで延期されました。今、ペガーに新しく就いた弁護士は新たな証拠、専門家の意見とともに新たな難民申請をする準備をしています。ペガーと弁護士が申請の準備をするために、再度の強制送還の延期が必要です。
英国入国管理局は、ペガーを強制送還するようであれば、重大な不正義、深刻な人権侵害を犯すことになります。今こそ自らのガイダンスに沿って行動するよう強く求めます。
「個人の申請者がイランへの帰国に際し、同性愛行為により刑罰を受け、迫害されるという恐れがあるのならば、(迫害を受けている)特定のグループに属する者として、難民のステータスを与えられるべきである。」
英国内務省、イランに関するガイダンス資料、2007年2月27日
http://www.ind.homeoffice.gov.uk/documents/countryspecificasylumpolicyogns/iranogn?view=Binary
【私たちに今できること】
ペガーの強制送還は来週の火曜日に予定され、時間が迫っています。なるべく多くの人に情報を伝え、また、ぎりぎりまでアクションを続けてください。
1.オンライン署名に参加してください。
下記のアドレスからオンライン署名をすることができます。署名文(英語)の内容はペガーの強制送還の中止を求めるものです。
http://www.petitiononline.com/pegah/petition.html
2.イギリス内務大臣ジャッキー・スミスに強制送還を中止するようFAXまたはEメールを送ってください。
FAXの方が効果的ですが、FAXを送るのが難しい場合はEメールを送ってください。
下記のモデルレターに自分の名前と住所を付け加えて使ってもよいですが、自分でレターを作成する場合はペガーのケース番号「Home Office reference number: B1191057」を必ず書くようにしてください。
Fax: Home Secretary's General Office
020 7035 3262
- 44 20 7035 3262(イギリス国外からの場合)
E-mail: smithjj@parliament.uk
homesecretary.submissions@homeoffice.gsi.gov.uk
<モデルレターの大意>
モデルレターは上記の文章とほぼ同じものに、
I would respectfully request that you release Pegah from detention and return her to her Sheffield community and reconsider Pegah’s case on Compassionate grounds and if so minded grant Pegah leave to remain.
(ペガーを収容所から解放し、彼女の住んでいたシェフィールドに戻ることができるようにすることを強く求めます。また、ペガーの難民申請のケースを慈悲の観点から再考し、英国での滞在権を与えるよう要請します。)
の部分を付け加えたものになっています。
via. ペガーさん強制送還反対 - 2007年8月25日 (土) イラン人レズビアン、ペガーのイランへの強制送還に反対します。
■[Rebel][Survival] 大阪で不当弾圧・世界陸上を前に予防拘禁?ふざけんじゃねえぞ!大阪府警はNさんをただちに解放しやがれ!
http://japan.indymedia.org/newswire/display/3838/index.php (English & Japanese articles.)
http://kamapat.seesaa.net/article/52668313.html
- 070906 追記 9月5日夕刻、Nさん釈放
http://kamapat.seesaa.net/article/54095686.html
07-08-21
■[Misc.] Team Song For You "フェミ的"イベに仕出し
しました。当日の献立の面影はコメント欄↓におぼろげに。
《grape fruits× TALK session VOL2》 あなたの、わたしの“フェミ的”
『今月のフェミ的』(めちゃめちゃおもしろい!)の編者FROGのメンバーである水島希さんを囲み、本をサカナに“フェミ的”なこと、みんなであれこれおしゃべりしようと考えています。“フェミ的”とは、「これってフェミ(ニズム)とは思われてないけど、すごくフェミ的ちゃう?」というような日常のあれこれ。司会は、グレフルさんと松本麻里さん。ぜひ、あなたの“フェミ的”もしゃべりにきてください。
-------by わた(模索舎)
『今月のフェミ的』を読んだらフェミがいっぱいみえてきた。
女性だけでなく男性にも、どちらでもない人にもきて話をしてほしい。
何かを知ってからこなければならないわけでもなく、
その場に来て、語るところから、知る。
そんな始まりでもいいんじゃない? -------by ラジオルクセンブルク
☆時間 13:00〜16:00
☆場所 ポエトリー・イン・ザ・キッチン
(飯田橋駅下車 徒歩15分、文京区水道1-2-6 タトルビル2F)
☆参加費 500円
※『今月のフェミ的』(インパクト出版会)を事前に購入された方、
当日購入された方は400円
☆出店予定 TEAM song for youのご飯/ぽこぽこの天然サイダー/ポエトリー・イン・ザ・キッチンのサパティスタコーヒー/模索舎セレクションの書籍やグッズ/中村友紀さんデザインTシャツ
☆持ち込みOk。カンパ歓迎。
☆ビル内、書籍を扱っていることと、ビルオーナーとの契約により全域禁煙です。喫煙するときには、会場の外の喫煙所でお願いします。