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インターネット一時ファイルの設定を変更する
WebブラウザのInternet Explorerには、インターネット一時ファイルというキャッシュ機能が備わっています。
これは、一度表示したサイトのデータをハードディスクへ保存しておき、次回そのサイトを表示した際にサーバーからデータをダウンロードせずハードディスクのキャッシュを使用しより高速に表示するための機能です。
ダイアルアップやISDNなどの低速回線を使用していた以前は、サイトが表示されるのに何秒〜何十秒と待つのが当たり前でした。インターネット一時ファイルは、その待ち時間を減らし素早く表示するために考えられた機能です。
現在ではADSLやFTTHが一般的に使用されており、これら高速回線の場合インターネット一時ファイルを使用しても実はサイトの表示速度に違いはほどんどありません。
また更新頻度の多いニュースサイトやブログを見る際に、インターネット一時ファイルが表示されると情報が古いため、ページを更新しなければならなくなります。
そこで、ここではインターネット一時ファイルの設定を変更し最新の情報を表示する方法を紹介します。
インターネット一時ファイルの設定画面は以下で表示されます。
- Internet Explorerのメニューの[ツール]−[インターネット オプション]を選択します。
- [インターネット一時ファイル]の項目の[設定]ボタンを押します。
- 以下の画面が表示されます。4つあるチェック項目にてインターネット一時ファイルの設定を変更します。
選択できる各項目の意味は以下となります。
- ページを表示するごとに確認する
常に最新のページが表示されます。ページを表示するたびにサーバにアクセスし、更新されていないかチェックします。更新されている場合は最新の情報を読み込みます。
- Internet Explorer を起動するごとに確認する
Internet Explorerを起動後アクセスしたページは最新の情報が表示されます。同じページへの2回目以降のアクセスではキャッシュが表示されます。
- 自動的に確認する
ページの更新頻度をもとに最新の情報を表示するか、キャッシュを表示するかをInternet Explorerが自動的に判断します。
- 確認しない
常にキャッシュが表示されます。更新されているかどうかサーバーへはアクセスしないため、表示速度は最も速くなります。
Internet Explorerのデフォルトの設定では「自動的に確認する」が選択されています。
高速回線を使用している場合は「ページを表示するごとに確認する」か「Internet Explorer を起動するごとに確認する」へと変更します。
低速回線の場合は、「自動的に確認する」のままとします。
インターネット一時ファイルを使用すると、サイトのキャッシュファイルがハードディスクへ溜まってゆきます。これらファイルが溜まるのがいやな場合は、ブラウザを閉じるたび、インターネット一時ファイルを削除することが出来ます。
- Internet Explorerのメニューの[ツール]−[インターネット オプション]を選択します。
- [詳細設定]タブを選択します。
- [セキュリティ]の「プラウザを閉じたとき、[Temporary Internet Files]フォルダを空にする」にチェックを入れます。
この設定により、Internet Explorerを閉じるたびにインターネット一時ファイルが削除されるようになります。
そのためInternet Explorerを起動するたびに最新の情報が表示されるようになります。
ディスククリーンアップを行ないインターネット一時ファイルをクリアする
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Windowsに標準的に付属するディスククリーンアップを使用し、インターネット一時ファイルをクリアすることも出来ます。
ディスククリーンアップを使用してインターネット一時ファイルをクリアする方法は、ディスククリーンアップを行なうを参考にしてください。ディスククリーンアップで選択できる項目のうち、Temporary Internet Filesがインターネット一時ファイルにあたります。
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